あきオジの風景

写真、そして、俳句(もどき)
毎日更新しています。

一里来て疲るる足や女郎花  放哉

2009-09-03 06:13:22 | 日記
川越の駄菓子屋のオヤジ

こんな写真を撮れるようになりたいですね。時間をかけて、数多く撮り、じっくり選び、トリミングして一つの写真を作りあげる。横着だから無理かなあ。

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今日の蕪村

立ち去る事一里眉毛に秋の峰寒し

スケールの大きな蕪村の絵画的世界を感じますね。この時間の経過を組み入れた句と言うのもいいですね。このスケールが蕪村なのですね。絵画的感覚ですね。

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今日の放哉

一里来て疲るる足や女郎花 

この辺りの句になると山頭火と区別ができません。また、蕪村とも区別できません。俳句って、単体の芸術ではなく、総合的なもので評価すべきものなのですね。そんな気がします。でも、このような句に出会うと、俳句っていいなと思うし、自分も作ってみようかなと思ったりもするものです。これはそれでいい。

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モノレール振り返る空の薄かな  あきオジ

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今日の子規

粥にする天長節の小豆哉

季節を感じる句は、いいですね。季節を感じ
時間の流れを感じますね。

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