あきオジの風景

写真、そして、俳句(もどき)
毎日更新しています。

暮れなずむ空に突き出す五重の塔   あきオジ

2009-12-03 05:27:59 | 日記
俳句ではなく「俳句もどき」
というか日記代わり
いや、それとも違って、
記憶のフック
そんな感じです。

俳句の形式を利用したメモなのです。

ですから、名句?を期待したり
季語を楽しんだり
そんなことを期待しないでください。

技巧的なことや雰囲気を考えるつもりはさらさらないのです。
季語辞典を準備して
病床の慰めにしたり
孫の成長を喜んだり
そんな俳句には最初から興味がありません。

芭蕉と子規で俳句は終わったのです。
今の詩的表現世界は、フォークとかロックに移転してしまったのですね。

今は、今日を記憶するためのメモ
画鋲でメモを止める。
そんな感じなのです。

それで充分だと
最近気づきました。





風寒し言問橋の渡りかな    あきオジ

2009-12-03 05:19:02 | 日記
言問橋からアサヒビールの奇妙なオブジェが見えます。
最近は何とか言うテレビ塔の姿が見えます。

周囲となじまないと言うか目が慣れていないと言うか
特撮ゴジラ映画の一シーンを見ているような錯覚におちいります。

後何年かすると「当たり前の風景」になるのでしょうね。
私たちが世界一の東京タワーに大騒ぎしたように
これから生まれてくる子たちは、人生の基準として
時代の流れの区切りとして見るのでしょうね。

言問橋から東武線が見えますし
橋をいっぱい見ることができます。
それと朱塗りのこてこてした感じがいいですね。

「剣客商売」の秋山小兵衛も孫に会うために
この橋を渡ったのだろうか
ありもしないことをあれこれ想像して楽しむことができます。

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