鎌倉に出かけました。
ちょっと気合を入れました。
今年最後の写真です。
江ノ電の写真を撮りに出かけたのです。
しかも、珍しく「路地を通過する電車」というテーマをもってでした。
でも、そうはいきませんでした。
素人の悪い癖
思いついたことが簡単にできると思い込むことです。
技術の修練が必要ですし
時間の成熟が必要なのです。
それでも、何枚か
お気に入りの写真が撮れました。
帰りに鎌倉の街を歩きました。
でも、最近は
上品とは言えない雰囲気になりましたね。
鎌倉夫人は高齢になったのでしょう。
小津映画を観た人も高齢になりましたしね。
北鎌倉は観光地の下車駅なのですね。
そんなこともあり鎌倉は
過去の財産の利息で生きているような感じさえ漂っています。
浅草の野暮ったさと職人のこだわりが
ないまぜにした雰囲気とは違って
観光客を相手にそれなりのもの売りつけている。
そんな「せこさ」を感じますが
これは私の偏見でしょう。
気にしないでください。
ということでちょっと横道にそれたら
ほおずきを飾ってあるお宅を発見しました。
ほうずきを飾って
「私は生きていますよ」と挨拶しているような気がしました。
しゃれた人がまだまだ健在だと知ってほっとしました。
鎌倉は奥が深いと思います。
来年も訪ねるつもりです。