あきオジの風景

写真、そして、俳句(もどき)
毎日更新しています。

浜離宮隣どうしが冬語り   あきオジ

2009-12-22 06:41:24 | 日記
浜離宮
人は疎ら

写真は浜離宮の出入り口の橋から見えた船です。
繋留されている船は飼い犬のように従順ですね。

出口近くで曲芸というのでしょうか
ボールを放り投げてはおでこで受け止める。
そんな練習をしていました。

素人なのか未熟な芸人なのかわかりませんが
上手だとは思えません。

「忘年会の余興」の練習
そう思えばちょうどいいかもしれません。

その練習ぶりを遠くから見ながら
今日撮った写真の確認をしようと思ったら
暇なカメラマンが
「いいの撮れましたか」と声をかけてきました。

「まあまあです。羽子板市を見てきました。」
から
しばらく雑談
「いやいや」
「はあ、それはそれで・・・」
など摂り寄りどおしが通じる挨拶で別れました。

それで充分ですね。

めでたさのしるしもあらず雲映す  あきオジ

2009-12-22 06:14:31 | 日記
新橋駅前のビルです。
ビルの姿だけで
人影もなく

もっとも日曜日でしたが

仕事の気配もなく
ただ巨大なビルが突っ立っている。
表情もなく

そんな表現を使いたくなりますね。
不気味ですし
地震が起きてビルが崩壊したら
逃げ場所がないなと思いましたね。

ビルに映る雲
葉が落ちた木々だけが季節を教えてくれます。
来年の芽吹きどきが楽しみですね。

私はのど飴をなめながら咳ができるのを抑えて
とぼとぼ歩いていました。