あきオジの風景

写真、そして、俳句(もどき)
毎日更新しています。

師走風ちゃがちゃ並ぶ黒門町

2009-12-11 17:03:56 | 日記
浅草の街角に
懐かしいがちゃがちゃがありました。
ちょっととってつけたような姿で
雰囲気も匂いもいまいちです。
それにしても
駄菓子屋の雰囲気が浅草の雰囲気に馴染むのですね。
私にもっと野暮ったく
「なめる」というような不衛生な
時代に暮らしてきたので
上品さきれいさがあると逆に物足りないですね。

どこか怪しげで独特の世界がある。
そんなものが浅草は似合いますね。

「いんちきくさい」が子どもには魅力なのですね。

衛生的で正当なことを追うこども世界は想像力を貧しくしますね。


寺坂をくだる子に手を振る和尚かな  あきオジ

2009-12-11 05:42:15 | 日記
昭和記念公園です。
冬場はイルミネーションを楽しむのだそうですが
一度も出かけたことがありません。

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鏡とか家とか
「反射するもの」
「映し出すもの」
そんな存在が好きです。

正面から見ると気恥かしい。でも、見たい。
あるいは正面からでは見えないもの発見する。
透かして見える。

そんなことをしてくれる存在が好きです。

写真でもそんな表現が好きです。

でも、そろそろ卒業です。
新しい発見をしなければいけません。

素人は素人なりに工夫したり
飽きたら新しい発見を求める必要があるのです。
そう、脱皮こそ私のスタイルなのです。
ときには誰も気づかないような気合が入るのです。

帰るあてなき時雨降る駅に立つ   あきオジ

2009-12-11 05:34:11 | 日記
昭和記念公園の名残の紅葉
春の桜、秋の紅葉
春雨そして時雨

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駅には帰省のために切符を手に入れようとする学生を見かけます。

帰ることにためらないもなく
楽しみにしている人もいますし

迷っているような顔をして路線図をじっと見ている人もいます。
学生ならば故郷には待っている親がいますね。

でも、東京で老後を迎えようとしている私は
帰るところがないのですね。

帰ってくる人もない生活に慣れましたが
淋しくはありません。
あったものがなくなったわけではないからです。