あきオジの風景

写真、そして、俳句(もどき)
毎日更新しています。

落日に飛び込む烏消えたまま   あきオジ

2009-12-17 17:20:32 | 日記
正月の遊びもすっかり過去の遺物
そんな感じ

消えていくものがあれば
生まれて来るものがある

その繰り返し
嘆くこともなければ
喜ぶほどのことでもない。

その束の間に漂っていると
思えれば少しは気楽になれるのか

そう、
「気持ちが楽」
「説明を必要としない生活」
それがなにより。

正月はそれなりになるそれもよし   あきオジ

2009-12-17 17:05:29 | 日記
青梅の昭和レトロ館

昭和が商品価値を持つようになる
ちょっと淋しいような
それでいいような。

でも戦前生まれと
戦後育ちでは決定的な差があるようです。
人生観、価値観
人への信頼
政治への信頼などはずいぶん
格差があるのでしょうね。

政治家の「この人本当にそんなこと考えているの?」と思えることを
恥ずかしげもなく言うことを
大人の才覚で受け入れる人もいれば
根っから疑ってかかる。
そんな差もあるかもしれませんね。

私は「そんなことどうでもいいこと」と投げ出すタイプかもしれません。


銀杏散り師走の戦い始まりぬ      あきオジ

2009-12-17 06:21:20 | 日記
丸の内のビル

商売が戦いになったのか
いつごろなのでしょうか?

この大きなビルの中も「戦おう」
「勝ち抜こう」の檄が飛んでいるのでしょうね。

「仕事は戦いだ。」
演じているならまあいいけれど
真剣に考えているのであれば
主君のために命を落とす美学と
同じですね。

会社のために命を賭ける。
ちょっと大げさな言い方ですが
けっこう真面目に思い込んでいるのではないでしょうか。

それもいいけど
ちょっと違う。
気楽なおじさんは余計なことを言いたくなる。
でも、その気になっている人を冷やかすようなことはしないほうがいい。

みんな痛い思いをしても気づかない。
それでいいのかも・・・・

開戦日淵を渡りし鰯雲    あきオジ

2009-12-17 06:12:48 | 日記
皇居周辺を歩くと
一方で江戸時代を感じるような風景があり
一方では現代を象徴するようなビルに出会います。

どちらもどちら
どちらも東京

でも、私が生まれたころは
終戦の匂いしかなく
どこか変だった。

でも、最近もどこか変だ
ここには人間の「暮らし」がない。
どこか別のところに追いやられているのだろうけど
その別のところがない。

「暮らし」が見せないなんておかしい。
「仕事」だけがある。
それでいいのだろうけど
弱気な自分はちょっと違う。

年終り散りて重なる楓かな    あきオジ

2009-12-17 05:47:29 | 日記
皇居北の丸公園の紅葉

紅葉が散って
羽子板市が浅草でたつと
一年が終わりますね。
本格的に年寄りの感性になりました。
それはそれ、しかたないことです。

わけのわからない俳句(もどき)を
作ってから、季節に関心が向くようになりました。
そして、次の季節が楽しみとなる
奇妙な感覚が生まれました。
万葉集とか新古今和歌集
あるは芭蕉や蕪村の句を毎日眺めているのですが
その時代の季節感覚が見えるような気がします。

とりあえず、例の如く
正月元旦は家族で迎える。
二日は東京博物館に出かけようと思います。
静かだし、祝祭行事があります。
すでに、そんな楽しみを予定しています。

そうこうしているうちにだんだん、温かくなります。
一気に桜の季節。
去年にまして追っかけをしたいですね。
千鳥ヶ淵、昭和記念公園、神代植物園
北の丸公園、塩山のイト桜
青梅の枝垂れ桜
あれもこれも
いっぱい慾張りして・・・・

そうなると、この冬もどうやら越せそうです。