あきオジの風景

写真、そして、俳句(もどき)
毎日更新しています。

桟橋を闊歩する子等の影長し

2009-12-23 18:32:40 | 日記
みたとみらいの遊歩道

気取った写真も撮って見かかったのです。
でも、期待したものとはほど遠い写真になりました。

でも、ちょっと自分としては面白いと思い
アップしました。

家に帰る途中でカメラ量販店によりましたが
立派な一眼レフが展示してありました。
こんなカメラがあれば、工夫ができるかなと思ったりもしましたが
今の小型のカメラで十分だと
納得してしまいました。
カメラの性能で写真を撮るのはまだ先でいい。

このような写真も工夫すると
面白いものになるかもしれませんね。
まあ、そのようなことはカメラマンに任せましょう。




休日はそれだけでいい師走空   あきオジ

2009-12-23 18:24:17 | 日記
今日は久しぶりにみなとみらいを歩きました。

天気も良く
人も多く出ていました。

フリーマーケット
ずいぶん規模が大きいのですね。

欲しいものも
買いたいものもないので
素通り
ちょっと素っ気ない。
年寄りは物欲が減退するのですね。

大型豪華客船が入港していました。
どこかへ行ってみたい
そんなよくもなく、船員は一度航海にでると
なかなか家には戻れないで大変だろうな
などと変なことを気にしていました。

写真にしたいところがいくつかあったので
あっちいったりこっちいったり

そして、何か発見したいなどと慾が多かったの
気持ちが揺れましたね。

いい写真とを撮るためには焦点を絞り
粘り強く条件が熟すのを待ち

そんな芸当を試みる程の腕もないので
撮り散らかしの状態です。

大桟橋に向かう交差点のステンレスのオブジェ

そして根岸線を通過する電車写真を撮りました。

「泥の河」涙で帰る大晦日  あきオジ

2009-12-23 06:09:52 | 日記
「泥の河」

小栗康平監督の名作ですね。
なぜか名古屋の映画館で大晦日に見た記憶があります。
大昔の話で、自分が勝手に創り出した状況設定かもしれません。

でも、大泣きした記憶があります。
宮本輝の小説を映画化したものです。

戦後の大阪
事情があった二人が結婚し子をもうけ
河の空き地で細々と食堂をやっている。
集まってくるのは戦争の傷をひきづった人ばかり

その河の対岸に船が繋留される
「船宿」という売春
その船で寝泊まりしている
母親そして、姉、弟が身を寄せ合って暮らしている。
それぞれが貧しさと周囲の視線に目を閉じている。

その船宿の弟が食堂の一人息子と知り合う。
内気で友だちもできない。
食堂の息子と
自分の母親が何ものであるか知っている小学生
そんな子ども同士が知り合い

子どもらしい日々の暮らしを楽しむ。

しかし、それもつかの間
母親の仕事のことを食堂の息子は知る。
船宿の母親も見られてしまった事実を受け止め

別れていく。
そんな内容です。
ご覧になった方もいるかもしれませんが
ラストシーンが涙なしに見ることができない。
ただいひとりの友だちが理由も告げず去っていく
船を追いかけるこどもの悲しみが伝わってくる。
音楽も素晴らしい。
それほどよくできた映画です。

河の此岸と彼岸
それが橋でつながっている。
勝手な想像で感動していました。
今も私の大切なコレクションです。

「何も起こらない」でも時間と共に何かが変わっている。
そんな映画が好きなのです。


故郷に帰ることができるか泥の川  あきオジ

2009-12-23 06:03:02 | 日記
どのような工事かわかりませんが
大きな機械を使って工事をしていました。
工事関係者は疎らです。
機械の大きさと人の少なさがバランスが悪い。

船から見るだけでどんな作業風景かわかりません。

でも、作業をしている人は東京の人でしょうか。
遠い青森辺りからきているのでしょうか。
気になります。

それと、どのようなところから通勤しているのか
どこから、きているのか
あれこれ想像していました。
聞いてみないとわかりませんね。

その場で仕事をしている人も
その隣で作業している人も
それぞれの郷里があり
事情もあるのでしょうね。
仕事があるから知り合ったのでしょう。

聞いてみないとわかりませんが
それぞれの人にその人の歴史があり
頭の中にはその人の物語があるのですね。
巨大な物語や自分を維持する記憶の装置があるのですね。
本人しか開け方がわからない。
操作法もわからない。

作業している姿しか見えません。

九州の人
今年は国に帰りますか?

雲がある海があるなら一休み  あきオジ

2009-12-23 05:55:39 | 日記
東京湾に浮かぶ雲
なかなかいいですね。
冬の雲がいいですね。
夕暮れになるとビルに映る
茜雲もいいですね。

浜離宮から見た写真ですが
人もさほどおらずいい気分でした。
しばらく小高い場所から座って眺めていました。
浅草で手に入れた
「舟和」のいも羊羹があったので
食べました。
温かいお茶でいただきました。
これが贅沢というものでしょう。

至福のときとは、こんなときのことを言うのでしょうね。
最近「極楽」と言う言葉が好きなのですが
そんなことなのだろうな。
などと勝手に想像していました。

こんな日がときどき欲しい。