あきオジの風景

写真、そして、俳句(もどき)
毎日更新しています。

人生は「さよなら」と言えずりんご食う  あきオジ

2009-12-30 21:40:38 | 日記
赤塚不二雄のモザイク

青梅の舗道に埋め込まれています。
明るく楽しい表情なのですが
踏まれて泣いている。

そのようにも見えます。
でも、その見方も「受け狙い」のもっともらしさだけ。

ひとは自分の見方に強引に対象物をひっぱりこむのですね。
外国のニュース番組で高官がコメントする場面を見ていると

まさにその通りですね。
すべては相対的で確かなもの、見方、論理など存在しない。
そこで思考が停止しているのですね。


はたはたと蕎麦屋の暖簾に冬の風   あきオジ

2009-12-30 21:31:27 | 日記
青梅のお気に入りの場所です。
表通りから角を曲がるとそこは坂道になっています。
そこにかつては大きな料亭であったような店があります。

かなり大きな料亭で外灯も堂々としています。
でも、今は店は閉じられたままです。
「とんかつ」の表示もありますが

零落してしまうとどのようなことをしても裏目になるものなのですね。
今は、その家に住んでいる人がいるかどうかも分かりません。
でも、その場所だけは独特の雰囲気を放っています。

懐かしさを感じる場所には後継者の問題がいつも裏にあるのです。
そして、途絶えるのですね。

人のつながりは点線であり鎖状ではないのですね。


寒風が注連縄飾り揺らす夜     あきオジ

2009-12-30 16:05:20 | 日記
青梅で見つけた縁起物
デザインもおしゃれですね。
でも、どう考えても猫
猫も寅も同じようなものか
まあ、いいか・・・。

・・・・・・・

奥多摩の町でも
青梅の町でも
鳶職らしいおじさんが小屋を作り
注連縄を売っていました。

裸電球がきらきらして
そこだけ世界が違うような色彩の世界なのですね。

このような季節行事の中に自分の血と言うか
日本人の根源的な汎神論的世界が見えるのですね。

ちょっとこだわわって行事も追いたいですね。
この年になって人生に対する諦めが深くなってきた分
知らなかったことに対する憧れや
驚きがましてきました。

人間って不思議ですね。



帰ろうかあれこれ迷うあと二日  あきオジ

2009-12-30 15:58:55 | 日記
青梅のショーウンドウで見つけた飾りです。
面白い。
この手の置きものは誰かに似ているものです。

・・・・・・・

今日はすることもなく
気分も今いち!

そんなことで奥多摩湖へ出かけました。
御嶽の橋の写真を撮るつもりだったのですが
バッグにあった万葉集に夢中になり

降りるタイミングを逸した。
それだけのことです。

奥多摩湖で何枚かの写真を撮り
青梅の蕎麦屋で昼食をするために
下車しました。

そのついでに撮った写真ですが
色合いが自分の好みなので
アップしました。

明日は大晦日
正月分の小づかいを準備して
準備完了。

もちろん、自分だけのことです。

・・・・・・・・・

駅に降りたら
帰省する様子の家族連れは少なかったですね。
もう帰る人は出発してしまったのでしょうか。
八高線も青梅線もがらがらでした。

それにしても、このようなときには登山する人
カメラぶら下げている人
家にいられない事情でもあるのでしょうか。
私のばあいは「そうです。」
掃除の邪魔なのです。