いずこより帰りし子なり夕時雨 あきオジ

塩山のころ柿の写真を撮ってきました。
今年二度目
出荷が進んでいるのでしょうか

天気予報を信頼して
早めに目的地の「岩波農園」に到着
ころ柿を食べたり、眺めたり
十分満足したところで
「ほうとう」をいただく
漬物がおいしかったですね。

予想通り午後から雨
傘をさしながらウオーキング
楽しい一時を過ごしました。

思い出作りとしては上出来でした。

信玄碑山茶花供えし人があり あきオジ

塩山は古い歴史のあるところだったらしいですね。
塩山の郊外の旧道に沿った農家には
土蔵と蚕を育てた家がそのまま残っていました。

しかし、土蔵は朽ち、養蚕は途絶え
中身のない大きな屋敷だけが残っている。

そんなことかもしれません。
外からは何も分かりませんね。

声もなき玄関先の吊るし柿 あきオジ

塩山のころ柿の里

人の気配もない土塀の奥に吊るし柿が見えます。
ここの住む老人が息子や孫のために吊るし柿を作っているのでしょうか。
そこだけが明るく見えます。

でも、土塀は崩れ落ちそうです。
もう、この家に住む人はなくなるのでしょうか。
大正、そして昭和の名残のような風景です。