あきオジの風景

写真、そして、俳句(もどき)
毎日更新しています。

睡蓮が南無阿弥陀仏と唱えてる  あきオジ

2011-06-03 18:52:25 | 日記
昭和記念公園

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日ざかりのお地蔵さまの顔がにこにこ  山頭火

(このような「そのまま」を表現する山頭火を考えると、どちらが自分らしいのですか?と聞いたら
「そのような質問には答えません。」という顔して、無言で立ち去る。その後ろ姿を思いましたね。)

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自分で勝手に生み出した姿を重ねて、思いこむ。いやな性分ですね。


台風が抜けたる秩父の青き山  あきオジ

2011-06-03 18:41:01 | 日記
昭和記念公園

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西行の庵もあらん花の庭  芭蕉

稲妻にさとらぬ人の貴さよ  芭蕉

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ここでアップしている俳句
解説を読まないと背景が分からないものがあります。
でも、解説はあまり読みません。
次にアップするときには読もうと思うのです。
語感や文字の並びで面白いと思ったら
それを今日の句にしようと決めているのです。

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昨日まで冗談仲間の挨拶状  あきオジ

2011-06-03 06:43:55 | 日記
昭和記念公園です。
春の異動があった知人から挨拶状が届きました。
そんなことをしながら
親しかった人とも遠くなっていくのですね。

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朝顔や濁り初めたる市の空  杉田久女

(過剰になったり、その気になると、破綻が生じますね。でも、そこまで突き進むのも生き方かもしれません。)

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ぼんやりも梅雨の合間のひまつぶし  あきオジ

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あの山を越えても遠き夏の山  

2011-06-03 06:27:29 | 日記
昭和記念公園です。
今日は日差しもあります。
出かけてみましょうかね。

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のぼりつめてすこしくだれば秋の寺  山頭火

(おもえば、山頭火も放哉も自分にこだわって、文学からも遠くなったような気がします。読み手も遠くに置き去りにしているようです。善意のファンは懸命に追い付き同伴者のような思いで読み続けるのでしょうか、通りがかりの素人には、その態度はとしても不思議です。)

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卯の花や雨宿りする猫二匹  あきオジ

2011-06-03 06:18:39 | 日記
昭和記念公園です。

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めづらしや山を出羽の初茄子(はつなすび)  芭蕉

あつみ山吹浦かけて夕すずみ  芭蕉

宮城県から山形県に抜けると「空が広いな」という印象があります。
どうしてでしょうか。
特に、酒田から見える日本海は特に大きいと感じます。
芭蕉の時代と変わらないでしょうか。

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