あきオジの風景

写真、そして、俳句(もどき)
毎日更新しています。

夏草が木道隠す暑さかな   あきオジ

2011-06-23 21:18:26 | 日記
片倉城址の草です。

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月高くして漁火それぞれの座につけり  井泉水

土に眠る疲を月に照らし出され  井泉水

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「アートビートたけし」という番組を見ていました。
宮大工の小川三夫が登場しました。
栃木弁が懐かしい人です。
職人の世界は面白いですね。
小川の語る言葉も懐かしい。

それだけのことで今日はいい一日だと思いました。

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地獄はいずこに入ったかやまぼうし  あきオジ

2011-06-23 20:52:40 | 日記
片倉城址のベンチです。

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夏河を越すうれしさよ手に草履  蕪村

(蕪村の俳句は、素人が詠んでもイメージが浮かぶ最も単純明快な俳人だと思います。切れ味鋭いというか絵画的技法が楽しめると思います。)

褌に団(うちわ)さしたる亭主かな  蕪村

(このような上品でない句がいいですね。私は上品で安全な句などに興味がありません。また、胃が痛くなるような精神を感じるような句も好きではありません。軽く口にしても楽しい句が好きです。それでいいのです。)

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上品を句にする人の秋日和  あきオジ

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「うるさい」とつぶやく女のすそがゆれ  あきオジ

2011-06-23 05:58:22 | 日記
片倉城址の彫刻
意味不明な甲冑ですね。

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思いきり袋開ける柿の種  あきオジ

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さみだれや田ごとの闇と成にけり  蕪村

藤の花雲の梯かかる也  蕪村

絶頂の城たのもしき若葉哉  蕪村

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藤棚が河に浮かぶ夢をみた  あきオジ

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少しずつ手抜きをしていきます。
欲が出てきて
内容を濃くしゆなどとおおそれたことを考えるようになりました。
すぐに元に戻ると思いますが、気分のままに・・・

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どうしようもない生まれであれば赤とんぼ  あきオジ

2011-06-23 05:49:21 | 日記
片倉城址公園です。

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傷跡は見なかったことにする猛暑かな  あきオジ

(終息に向かうとあれほど大さわぎして行政の不都合を批判した新聞も別の関心に向かっている。きっと、都会の人の思いもそうなのでしょうね。)

信濃路は一茶句にする青田かな  あきオジ

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あくる朝女房はくだを巻きなおし  柳多留

(江戸時代の熟した文化は楽しいですね。そんな時代があったのだ。)

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