あきオジの風景

写真、そして、俳句(もどき)
毎日更新しています。

汗ふきつ階段登るおやじ様  あきオジ

2011-06-14 18:26:13 | 日記
高幡不動です。
去年の写真を見ると
同じようなことをしているのですね。
進歩が無いのか、繰り返しの練習をしているのか。

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すべってこらんで山がひつそり  山頭火

分け入れば水音  山頭火

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森なかで森を眺める眼になりたい  あきオジ

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あれこれとつっこんだまま駅に入る  あきオジ

2011-06-14 05:54:45 | 日記
神代植物公園です。
薔薇も終わりますね。
秋の楽しみです。

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葱買て枯木の中を帰りけり  蕪村

(誰をもうならせる景色が素敵ですね。色も臭いも感じます。この絵柄からは後ろ姿が出てきますね。)

うら町に葱うる声や宵の月  蕪村

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どうやら、俳句を鑑賞する気持ちになってきました。
あれこれ、俳人の句を読んでいるうちに違和感が消えてきました。

時代を写しとる俳人
ひたりきる俳人
抜けだそうとする俳人
自分を凝視続ける俳人

いろいろあって、みんな一途
それが嬉しいですね。

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見なれたる絵柄に納まる杜若  あきオジ

2011-06-14 05:40:14 | 日記
神代植物公園の紫陽花です。

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花屋のはさみの音朝寝してをる  放哉

子供等さけび居り夕日に押合へる家  放哉

子供等たくさん連れて海渡る女よ  放哉

(まだまだ遍歴の途中で、社会復帰できそうな期待もある。そんな気配を感じますが、内面はどうだったのでしょうかね。そして、須磨寺での生活も行き詰まり終焉の小豆島に移ることになるのですね。)

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手をにぎる不安も咲かす山アジサイ  あきオジ

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雨降りの歌にしますかおばあちゃん  あきオジ

2011-06-14 05:33:04 | 日記
神代植物公園のつつじです。

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町を見おろすに蜻蛉飛ぶ葬列も行く  荻原井泉水

木立みな煤枯れて布団干す藁屋 荻原井泉水

(不思議な風景を描く俳人ですね。面白いですね。あまり思い入れしないで全体を楽しむことにします。)

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雷光あり怪獣足跡残したり  あきオジ

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