あきオジの風景

写真、そして、俳句(もどき)
毎日更新しています。

紫陽花が雨に打たれし写真あり  あきオジ

2011-06-13 05:36:24 | 日記
神代植物公園です。

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かすむ日やさぞ天人の御退屈  一茶

ついそこの二文渡しや春の月  一茶

(一茶の句は風物詩というのが多いし、それが面白いですね。ちょうど、地方の町が情報誌を出しているような気分です。)

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格調高く、面白くもない句よりも、こんな素人が楽しめる句がいいですね。芸術を極めようとする厭味なことなど避けた方が楽しいかもれません。

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あればこそ人懐かしき花菖蒲  あきオジ

2011-06-13 05:22:26 | 日記
神代植物公園です。

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義朝の心に似たる秋の風  芭蕉

あぢさゐを五器にもらば草枕  芭蕉

(「しみじみ」がいいですね。季節の匂いや風を送ってくれるのが俳句の面白さかもしれません。過剰になったり、意味を盛り込み過ぎる句は、疲れますね。)

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生意気な言い方をすれば、季語はイメージを限定するし、次の言葉を狭くしてしまいますね。そんな気がします。NHK俳句を見ていても、素人はしばみつくように指導されているからでしょうか、苦労していますし、そのような育てられた俳人は、苦労して抜けだそうとしているのですね。その疲れが楽しいのかもしれませんね。


雨続き草むしるそばに蛙あり  あきオジ

2011-06-13 05:12:33 | 日記
神代植物公園のです。
雨が続きます。

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月さむくあそべる人や萩の宿  飯田蛇笏

死病得て爪うつくしき火桶かな  飯田蛇笏

(代表する作家のようですが、よく知りません。でもこの句は蛇笏の代表作と言われているかもしれない。そんな気がします。いかにも現代俳句の気分だからです。)

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卯の花も散りて緑のこりけり  あきオジ

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雨にぬれベンチに人なき朝になり  あきオジ

2011-06-13 04:59:50 | 日記
神代植物公園です。

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芝居幟風に鳴る荒海の町に  荻原井泉水

(以前、アップした時もそうですが、仙台の荒浜の海岸を思い浮かべました。寅さんの映画の風景に重なっている。そんな句もいいですね。)

外套を着て浜の砂にもの思ふ男  荻原井泉水

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佐渡裕がベルリンフィルで指揮した
武満徹の曲を聞きました。
打楽器を主とした曲ですが
日本人には違和感のない素晴らしい曲でした。