あきオジの風景

写真、そして、俳句(もどき)
毎日更新しています。

注連飾り「縁起ものだ」と声をかけ  あきオジ

2009-12-29 19:14:50 | 日記
この写真は鐘ヶ淵で撮ったもの

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先日、「剣客商売」の秋山小兵衛の隠宅らしきものを
あれこれ頭に描いて訪ねたのですが
業平橋周辺では見当がつきませんでした。

そこで鐘ヶ淵で下車して町を歩いたのですが
鐘ヶ淵を流れる川は護岸工事が出来上がっており
舟を繋留させる雰囲気もありませんでした。
河川敷ではジョギングする人の姿が多かったです。

ただ、隅田川の「墨田」とい地名があり
小学校があることだけ分かりました。

その小学校の近くで注連飾りを売っていました。
準備している数量は少ないところを見ると
すでに、どこの店で買うのだという決まり事があり
売る方も買う方も了解済みになっている。

だから、他の店で買うのは約束が違う
そんな関係になっているのかもしれません。
印半纏を着たおにいさんは鳶職という雰囲気
治安も鳶の仕事だったことを考えれば
お祭り葬式関係を仕切っていたのは
鳶だった。

だとすれば、組の関係者という見当がつきます。
でも、半纏が似合うのもい粋ですね。
「あにき」を演じた高倉健を思い出しました。

それはそれでいいものですね。

そういえば、駅から住宅地までの道で
松を抱えた夫婦に何組も遭いました。
あれは夫婦で買いに行くようなしきたりがあるのでしょうか。
それともたまたまでしょうか?

人力車ひく子が笑う大晦日  あきオジ

2009-12-29 06:50:15 | 日記
浅草雷門の正月は人だらけ

若い人は若い人の正月なのでしょうね。
年寄りはおとなしくしていましょう。

それで十分です。
今年はハイビジュン放送のおかげで
今日までずいぶん楽しませてもらいました。
ハイビジュン放送は視聴率はどうか分かりませんが
丁寧な作りで、楽しいですね。

毎朝、放映されている景色を写し続ける番組も好きですし
テーマをもった取材を重ねた番組を好きです。
ですから、朝は忙しいですし、休日も再放送があるので
忙しいのです。

だから私は早起きになってしまうのです。

「こんなもの」おぼれてしまう晦日なり  あきオジ

2009-12-29 06:36:31 | 日記
浅草の正月飾り

正月には正月らしく
それでいいのですね。
逆らうこともなく、過剰にもならず

淡々と自分のスタイルにこだわる。
それって素晴らしい。
自分のスタイルを捨てたら何も残らない。
「自分の当たり前」は大切にしよう。

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「嵐の気仙沼」というNHKのドキュメンタリーを見て
漁師の当たり前なのに温もりがあり
含蓄のある言葉
その言葉に
その人の歴史があり
世界がある。
「いいなあ」と思いました。
何でもない言葉に涙しました。

いい朝になりました。

海深し、溢れる思いつぶやきになる

2009-12-28 06:59:32 | 日記
相模湾
冬なのに人が寄ってくる
海には人を吸い込む魔物がいるのかも・・・

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大阪の定時制高校で「自動車塗装工」育成を目指す先生の姿の
ドキュメント
このようなドキュメントを見ると
いつも涙してしまいのです。
健気に頑張る生徒、押し寄せる不況の波
懸命に指導する先生
その先生との戦い信頼
あれこれあって

そんな中で自分を生きている若者がまぶしいし
そこに自分の人生をぶつける先生の
強い意識支えられた目線
そして、流す涙に感動しました。

評論する人は苦手
じっと見守り眼をそらさない人が好き

この海を見ていると
そんな思いをかかえている若者がいるかもしれない。
あれこれ年寄りは想像して
涙したりするものです。

冬、海、疾走する黒自転車  あきオジ

2009-12-28 06:56:48 | 日記
自転車で湘南海岸を疾走する。
それも楽しそう。

でも、臆病な自分は
自動車との接触しそうで怖い。

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「嫌な仕事だから早く終わらせたい。」

「そうだろう」
そう声をかける先生の説得力ある声に
朝から感動していたので

頑張る人の輝きが嬉しい。
年寄りだって輝きたいのです。

そう、これからが自分の人生を楽しむときなのだ。
仕事をするから遊びが楽しい。

そんなのはそれぞれのこと
「遊ぶために仕事をする」
そんなことだってあったっていい。

年をとったら
「遊ぶために遊ぶ」
「遊びが仕事」

そんなことも忘れる。

それくらいでちょうどいい。

広がりし空の隙間のあさぼらけ    あきオジ

2009-12-28 06:52:53 | 日記
最寄駅まで歩いていたら
東の空がうっすらと輝き始めました。

ああ、こうして毎日が始まるのだな
神妙な気分ですね。

後3日で今年も終わる。
思い出もないけれど
反省もない。

健康であったこと
もちろん多少のでこぼこもあったけれど
十分に動き回れる。
それで充分だけれど
まあまあであることに感謝

そんなことかなあ

枯れ葉降る舞台が御前の泣きどころ  あきオジ

2009-12-27 16:34:44 | 日記
鎌倉鶴岡八幡宮の舞台
ここで静御前が舞ったという話は
よくできていますね。

そうならいいなと思いましたね。

嘘でもいい
作り話でもいい
その気にさせてくれると嬉しいですね。

その気になれる人は幸運ですね。

その屋根で餌に夢中になっている鳩
今日はどこで寝るのでしょうか。

玄関にほうずき吊しご挨拶    あきオジ

2009-12-27 16:28:22 | 日記
鎌倉に出かけました。
ちょっと気合を入れました。
今年最後の写真です。

江ノ電の写真を撮りに出かけたのです。
しかも、珍しく「路地を通過する電車」というテーマをもってでした。
でも、そうはいきませんでした。
素人の悪い癖
思いついたことが簡単にできると思い込むことです。
技術の修練が必要ですし
時間の成熟が必要なのです。

それでも、何枚か
お気に入りの写真が撮れました。

帰りに鎌倉の街を歩きました。
でも、最近は
上品とは言えない雰囲気になりましたね。
鎌倉夫人は高齢になったのでしょう。
小津映画を観た人も高齢になりましたしね。
北鎌倉は観光地の下車駅なのですね。

そんなこともあり鎌倉は
過去の財産の利息で生きているような感じさえ漂っています。

浅草の野暮ったさと職人のこだわりが
ないまぜにした雰囲気とは違って
観光客を相手にそれなりのもの売りつけている。
そんな「せこさ」を感じますが
これは私の偏見でしょう。

気にしないでください。

ということでちょっと横道にそれたら
ほおずきを飾ってあるお宅を発見しました。
ほうずきを飾って
「私は生きていますよ」と挨拶しているような気がしました。
しゃれた人がまだまだ健在だと知ってほっとしました。

鎌倉は奥が深いと思います。
来年も訪ねるつもりです。

朝焼けや芭蕉の冬を追いかける   あきオジ

2009-12-27 16:24:18 | 日記
地元八王子の午前7時
この時期、朝7時でも
こんな空なのですね。

都心に通勤している人は
それ以前に電車に乗っていますから
もっと暗いのでしょうね。
ご苦労様です。

現役引退してから
行動半径が小さくなりました。

来年は一泊して写真を撮りに出かける。
それくらいの気合を入れる必要がありますね。

まあ、好きなことですから
そんな無理をしなくてもその気になるでしょう。