ひらりん気まま日記

== 毎晩パコパコ せっかちでドジなひらりんの言うたもん勝ち ==

『英傑たちの肖像写真』

2010-08-30 16:10:30 | Book&Art&TV

シモツケソウ 8/27 御嶽山 kissX3・SIGMA18‐125DC


枚方は猛暑日ギリギリの35度クリア。15日連続。
朝から晴天、どこにも出かけたくない。スッピン、ホームドレスでダラダラと本読み。
図書館でリクエストしたら、大阪府立図書館から借り受けてくれた。
今後、貸出見込みないからか、経費削減のためか、どっちにしろ読めるのがありがたい。
2週間期限厳守なので、残り2/3を読みあげた。
坂本龍馬、西郷隆盛、明治天皇、土方歳三、近藤勇の写真についての考察レポートである。土方と近藤の写真はオリジナル各2枚のみに対して、龍馬は8枚の写真が残っている。
元のガラス湿板が失われてもオリジナルプリントや、オリジナルからの複写写真(ブロマイドのようなもの)など並べて、いつ頃どこで誰が撮ったものかなど、ちょっと素人探偵的なレポートが5人の執筆者によって語られていて、面白かった。
写真か絵画か判断に迷うようなものも多く、勝海舟と龍馬が並んだ写真は、両名の体格で比較して絵画だと見極めている。
龍馬はずーっと英雄でもてはやされたけど、土方や近藤勇は一時は逆賊であり、その子孫が大切に残していたものも多い。
龍馬は衣服に無頓着でいつも着物の衿をはだけていたそうだ。福山龍馬はやっぱりカッコ良すぎ。
この中ではダントツに土方歳三が現代風容貌でハンサムです。

しかし、本が読めなくなったいちばんの原因は目がショボショボになったことだな。
左右の目の近視度に差があるので、既成の老眼鏡ではぼやけて見にくく、オリジナルを作ることを見当せねば…と感じた晩夏読書の1日であった。
『英傑たちの肖像写真』 渡辺出版