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千日紅 山田池公園
いよいよ写真がなくなった。遠出するには暑いし、バスで山田池公園へ。
丘の上は風が吹いて気持ちよかったけど、林の中は蒸し暑くって、買っていったおにぎりも食べんとひと回りして2時間で退散。
最近ヒマなので、本でも読もうかと、図書館で和田はつ子の時代小説「藩医宮坂涼庵」シリーズを借りてきた。
高田郁のみをつくし料理帖シリーズは面白くて、先月に出た第六弾「心星ひとつ」もひと晩で読んでしまったんだけど。
和田はつ子はうーむ…アカン。
医術に長けた家老の娘が病弱なお姫様の世話にお城勤めをしたあと、大庄屋の後妻におさまったものの、ご亭主に死なれて早々に隠居。
藩医の手伝いを始めて、藩のお家騒動もからんでくる…
という物語の設定はいいと思うのに、なんだかやたら説明口調なわりには、人物のキャラが見えなくて、若くて美貌の女主人公も脇役もぜんぜん魅力がない。
1冊目の7割くらい読んで止めた。
時代もんならどんなんでもええわじゃなくて、しっかり自分で評価できるのがエライと自己満足。
やっぱり高田郁は上手いよなぁ。次は冬に出るのが待ち遠しい。