
戸や軒下に赤いベンガラが塗られている
江戸から明治にかけて銅山とローハベンガラの産地で栄えた岡山県高梁市吹屋は、建物のそこらじゅうにベンガラが使われていて、街並み全体が暖かい色合いに包まれている。
写真はくすんでいるけれど、実際はもっと赤味のある街並みです。

ほとんどの家に屋号や由来を書いた説明板が付いている。屋根瓦は赤い石州瓦。




色眼鏡で撮ったんではなくて、塀の壁の色がピンク!


のどかな昼下がり、通りのあちこちで美術学科の大学生が写生をしていた。


昔の書状集箱型のポスト

電柱は裏通りに立てられているのか、通りがスッキリして空が広い。

今にも倒れそうな崩れ家


郷土館と旧片山家住宅が有料の資料館になっている。
豪商だった片山家の広い家の3階のいちばん奥の夫婦の寝室。

主人の部屋かと思うようなに立派な主婦の居間

土間のお台所のかまど


ベンガラ粉と作業場

滞在は30分ほどだったけど、楽しく散策、パチリパチリ。
ほとんどの家は現在も潤民が暮らしているんだろうけど、出入りもなくひっそりとしていた。
休日はこの通りをボンネットバスが走るんだそうです。

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