ひらりん気まま日記

== 毎晩パコパコ せっかちでドジなひらりんの言うたもん勝ち ==

名古屋・鳳来寺山3

2018-06-19 21:04:39 | お出かけ&旅

6/11 夜のうちにまた雨が降ったようで屋根瓦が濡れていた。
旅先の寝床は枕も変わるし、疲れや高揚感でよく眠れない。
宿の枕は昔ながらの枕高のある固めのそば殻枕、こりゃアカンと寝る前から、取り換えた。
座布団を二つ折り、タオルでカバーしてマイ枕。
お部屋は二方向が障子なので、朝も早よから明るく真っ白になり5時半起床。
朝風呂に入ります。

先に入っていたMちゃんがさっき露天風呂の周りに蛇が居たと写メ。
「蛇は縁起もんよね」「お湯の中には入ってけえへんわ」とへっちやらの2人。

露天風呂の横の水溜りにはモリアオガエルの卵がぶら下がっている。

朝食までにまだ時間あるので、朝のお散歩行きます。

松尾芭蕉の碑

鳳来寺を訪れた芭蕉は、寒くて天気が悪くて登れなかったって。
頭の上に鳳来寺の鳥、仏法僧。

硯のお店、門前通り


門谷小学校の懐かしい木造校舎

この辺りでMちゃんは道を横切るイノシシ家族を見たと写メ。
蛇や猪にも懐かれるのね。


木戸の説明版


若山牧水像と山頭火の碑
両人とも酒飲み(笑)


参道の入り口の「子」から鳳来寺山の登り口「亥」まで、門前通りに十二支の碑が等間隔に建てられて、あと何メートルと表示がある。

「卯」です


雲竜荘の風流な玄関


朝食の卵焼きが美味い

昨夜、1人でコツコツ乗換案内をググって、飯田線往復の事業計画イヤ実行計画を立てておいたので、今日は1日のんびりと、鉄ちゃん御用達の飯田線秘境駅の旅へ。
しかし、豊橋駅の観光案内所の方も、宿の主人も「秘境駅?」「何もないですよ」と。
それでも中高年のてつ旅隊は行くのだ。
豊橋でもらっておいた冊子のページもお役立ち。

宿から本長篠の駅まで送ってもらったとき、少し時間があるということで、長篠城跡地に連れて行ってくれた。

長篠の戦いって誰と誰が…(笑)
信長-家康×武田勝頼


本長篠ホーム

9:23発天竜峡行きの普通電車に乗ります。
2両編成の乗客7名?貸切電車。
単線なので、途中ですれ違いの待ち時間などあり。

中部天竜駅


猫の駅舎が面白い東栄駅

飯田線秘境の旅に載っていた「渡らずの橋」

どこが渡らず?

この橋を渡る手前の左の岸から川を渡るみたいに見えるけど、実際は左の岸には入らず、右の岸から河原をS字に曲がっているだけなんだそう。
だから川を渡っていない橋=渡らずの橋
事前勉強していたら、もっとしっかり見たのに。
渡らずの橋
もっとも電車内からではわかりにくかった。
周りに人家のない片側絶壁の駅でも電車は停まり、ドアの開閉ボタンを押してホームに降りて写真パチリ。
車掌さんもしばし待ってくれる。
「小和田」集落は佐久間ダムの底に沈んだので人家なし。
皇太子の結婚にちなみ、恋愛成就駅として一時期にぎわった。
駅ホームは静岡県と長野県の県境になっている。
秘境駅「小和田」


飯田線の難読駅「してぐり」

駅名がユニークな「中井侍」
昔、中井姓が多く暮らしてたそうな


コンクリ壁と天竜川に挟まれた「田本」


谷間の森の中の「千代」


いくつもトンネルをくぐる

12:07この電車の終点、天竜峡駅に到着。持ち(待ちでもあり)時間ほぼ30分。

天竜峡駅


長野県諏訪から静岡県太平洋に注ぐ天竜川 

ここで昼食しないと、また食べはぐれる。
ひっそりの駅周辺、営業しているお店を探して、時間内に食べられるものを聞いて、ざるそば注文。
ソースカツ丼は間に合わないって。
待ち時間に、Mちゃんと駅改札に戻って帰りの切符を購入。
切符の行先が京都、名古屋、本長篠(本長篠→東京までの切符は購入済み)3種類なのでややこしい。
ここで、言い間違えたのか、勘違いしたのか、2枚は豊橋までの切符だったので、豊橋駅で払い戻しを受けたりした。

切符を購入後、お店に戻り、昼食。
飯田線はのんびりでも私の行動は全くのんびりどころでなく、あわてておそばをすすり、それでも優雅に乾杯する仲間。

12:47 同じ路線を折り返しトコトコと豊橋に向かう。
帰りの車両は最新式の3両、窓ガラスもピカピカ、車内電光表示もある。

それでも、乗客は私らのほかは数人、帰りは気分的にものんびりと。
ハウステンボスのお土産の占いチョコを配ると、

R玉くん、Mちゃん、私はこれ

転んで大傷のにやけさんはこれ

豊川稲荷で途中下車してもいいかなと思ってるうちに過ぎて、結局豊橋駅に16:16着。
朝から7時間よく乗りました。
夕食には間があるので観光案内所で聞いた豊橋公園散策へ。
路面電車に乗ります。

ハリスト教会




夕食にお寿司を食べるも、またもや、新幹線発車まで残り50分。
急いで握ってもらって、駅でロッカーの荷物出して、新幹線ホームにかけつける時間を考えたら…焦る焦る。
ギリギリに改札にたどり着いたものの、ここで、最後の大ちょんぼ。
R玉君が大事なキャップを店に置き忘れたと。
「サヨナラ、またね」の言葉も慌ただしく解散。
帽子は3日後に宅配で戻ったそうだけど、最後までワワワッな旅ではあった。
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