平和への希い


 
  積極的平和主義とは、世界のすべての国が、日本
  の平和憲法を掲げる努力をすることです。

平和への希い119 日本の平和が壊れる・・・集団的自衛権

2015-09-12 08:19:54 | 日記
平和の希い119 戦後70年 
     日本の平和が壊れる・・・集団的自衛権               2015.9.12.

 参議院では、来週にも集団的自衛権含む安保関連法案について採決するとのこと。
本当にこれでいいのでしょうか?

集団的自衛権は、自国が直接攻撃を受けなくとも同盟国への攻撃は、自国も攻撃を受けたものと
みなして反撃できるいうことです。この反撃できるという武力行使が、憲法違反なのです。
ということは、米国が攻撃を受けたら、日本は米国を攻撃した相手に攻撃しなければならなくなる
のです。事前に、国会承認を得るとか、事後承認で済ますとか、議論されているが、結局は戦争に
加担することになり、戦争に巻き込まれることなのです。

憲法9条。
第9条  日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、
     武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを
     放棄する。
    2前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、
     これを認めない。
 
どう考えても、集団的自衛権を含む安保関連法案は、憲法に違反しているのです。
集団的自衛権を含む安保関連法案は、「同盟国が攻撃されているのだから、武力行使=戦争止む
なし」として国民を戦争に巻き込む『根拠』になってしまうのです。
安倍総理は、『何でもかんでも戦争ヤムナシとしないし、苦役を禁じている憲法で「徴兵制」はあり得
ない』と言っていますが、憲法を平気で捻じ曲げて解釈した人です。状況が変わったとコロリと変える
事が十分考えられます。
世論を無視して、強引に数で押し切って、平和を壊していいのでしょうか?
更に、アメリカと一緒に戦うことになると、憎いアメリカに向いていたテロが日本にも及ぶこと明白です。
東京オリンピックは格好のテロ対象になること必定です。
この法案は絶対に廃案にすべきです。
孫や子供たちが戦争に駆り出されないためにも。膨らむ防衛費を福祉などにまわすためにも。