平和への希い


 
  積極的平和主義とは、世界のすべての国が、日本
  の平和憲法を掲げる努力をすることです。

平和への希い125 安倍総理と岸おじいちゃんとの違い

2015-09-20 10:59:09 | 日記
平和の希い125 戦後70年 
     安倍総理と岸おじいちゃんとの違い

1960年の安保闘争と岸おじいちゃん
 戦後のアメリカ占領時代、1951年に締結した日米安全保障条約は、
  「日本はアメリカに基地を貸す義務はあるが、アメリカは日本を守る義務はない」
という戦勝国アメリカの「やりたい放題」条約だった。
岸おじいちゃんは、この理不尽な条約を対等な条約にしようと考えたのである。
「 日本は基地を貸す、アメリカは日本を守る」という条約にし、日本の自主独立と対等な日米関係
を目指していた。
1960年の安保闘争は、先の大戦での記憶生々しく、二度とあのような経験したくないという国民
感情があふれていた中、
「アメリカの属国扱いよりはマシになるが、軍事同盟の色合いが濃くなり、また戦争に巻き込まれる
のでは」とのムードが膨張して、学生から主婦まで参加する大衆運動に発展した。
この闘争が懸念したことの一つには、岸おじいちゃんが、東條内閣の閣僚で日本の宣戦布告文書
に署名した一人で、元A級戦犯容疑者だったことから、「また再び軍国主義化するのでは」という
ことでした。高校生だった私も「戦争に巻き込まれるのは絶対反対」と闘争を支持しました。
おじいちゃんは、デモに参加していない賛同している「声なき声」があると押し切った。
結果、70年間の平和の一端を担ったわけです。

不肖の孫安倍晋三総理は、おじいちゃんのような「筋ある安保改正」と違い、完全に「国民を戦争に
巻き込む」法律を作ってしまったのです。憲法を捻じ曲げ解釈して、憲法違反という大罪を犯して。

不肖の孫安倍総理は、武力で中国や北朝鮮などを威嚇して戦争を抑止でき、国民の平和な生活を守れ
ると思っているのです。武力は更なる武力を呼び、積極的平和主義どころか「積極的戦争主義」を主張
しているのです。防衛費予算を膨張させ、国民生活に必要な福祉などへの予算にシワ寄せさせるのです。
戦争は、人類最悪最大の人災で、テロリストを産む温床です。このような悲劇を、世界中どこでも起こ
してはならないのです。
不肖の孫安倍総理は、おじいちゃんとは大違いのエセ政治家です。おじいちゃんは悲しんでいます。