平和への希い


 
  積極的平和主義とは、世界のすべての国が、日本
  の平和憲法を掲げる努力をすることです。

平和への希い118 ああ、天災・・・そして「最悪最大の人災」   

2015-09-11 09:23:47 | 日記
平和の希い118 戦後70年 
     ああ、天災・・・そして「最悪最大の人災」          27.9.11.(2015)

 今年もまた、台風シーズンに各地で大被害続出。茨城県常総市の被害は、TVで生々しい現場中継で
被害者を救出する場面が映し出され、胸が痛くなりました。あの3.11.東日本大震災場面がダブって、
水の破壊力の恐ろしさを再確認させられました。この地域での大災害は50年振りとか。「まさかこんな
ことが・・・」と被害者の方々は茫然。「天災は忘れた頃にやってくる」とは寺田虎彦の名言ですが、
まさにまた日本災害史に「忘れた頃やってきた天災」の悲しい1ページが加わってしまいました。
被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。

この天災に気を取られている国民をしり目に、安倍政権は、国民を「最悪最大の人災である戦争」に引き
ずり込む集団的自衛権など安保関連法案を着々と進めているのです。

戦争は、人間の意思で起こす人災です。だから、人間の意思で戦争という人災を起こさなくても済む
筈です。最悪最大の人災である戦争を人間の意思で無くす時期に来ています。
国の交戦権を認めない、武力による威嚇又は武力の行使で国際紛争を解決することを永久に放棄した
日本憲法を捻じ曲げて、「抑止力」で国民の生活と安全を守るためにと「エセ正論」を振り回してです。
中国や北朝鮮は更なる抑止力のために軍備の増強をはかり、軍拡スパイラルで一層の戦争危機を
招いているのです。お互いの国は、国民の生活に回すべき予算が、人殺しのための予算増に食われて
しまうのです。

悲しい天災の陰で、安倍総理は悪魔の形相で赤い舌を出してほくそ笑み、最悪最大の人災を招く法案を
通そうとしています。
救助されている自衛隊の皆様に感謝の拍手を送っています。この方々が戦地で人殺しのお手伝いをする
姿は、絶対に見たくありません。安保関連法案は、日本には不要なのです。