平和の希い131 戦後70年
難民の悲劇・・・戦争・・・集団的自衛権の危険 2015.9.26.
ヨーロッパでは、シリアなどからの難民受け入れで大混乱。
一方、ロシアはアサド政権に最新兵器を供与して、シリア介入を強化するとのこと。
そして、米オバマ政権は反政府軍を支援していて、ロシアの介入は「火に油をそそぐことになる」
と懸念。
ロシアのシリア介入には、大きく2つの訳があるようだ。
一つは、アサド政権が倒れ反ロシア政権になれば、シリアにあるロシア海軍の拠点を失うことになること。
二つは、中東の過激派対策を米に任せていてはISが逆に勢力を増し、ロシア国内のイスラム原理主義
運動に飛び火する危険があるので、飛び火の危険を避けたいという思惑があること。
シリアを舞台に欧米とロシアの代理戦争の様相。クリミア問題で欧米の制裁に苦しむロシアの意地も。
そこにイスラム教各派と周辺イスラム国家の複雑な思惑と武力支援関係、ISのテロ集団などへの有志
連合の空爆、イスラエルとアラブ各国との確執・・・・・。泥沼。
難民の皆さんは、すき好んで難民になったわけではありません。すべての根源は戦争です。
武力で解決しようとする限り、難民もテロも無くならないのです。
言い分はそれぞれあるでしょうが、言い分を武力で解決しようとすれば、相手は更なる武力で
対抗する。戦争の泥沼に落ち込んでしまうのです。
戦争をして、お互いに何のメリットがあるでしょうか?沢山の人が死に、生活が破壊され、悲劇
だけが待っています。難民の皆様の絶望に、絶望からテロリストになることもあるでしょう。
武力には武力をもって対応することが、いかに大きな犠牲を払うか、払った犠牲に見合う結果は
あり得ないのです。戦争は、絶対してはいけないのです。
困難はあるでしょうが、「兎に角、話し合いで」解決する努力をしない限り、抜本的解決にはなり
得ないのです。イスラム国問題も、何とか「話し合いの土俵」で解決を図らない限り、泥沼戦です。
国連を舞台に、話し合いで決着する努力をすることしかないのです。国連軍なんてもっての外です。
安倍政権は、憲法に違反し、戦争に通ずる集団的自衛権を含む安保関連法を成立させ、国連軍に
参加できるようにしたのです。難民を作り出す武力行使に参加する可能性が出てきたのです。
ですから、違憲の安保関連法を無効にするために、憲法訴訟で、選挙で反自民勢力過半数獲得で
私達国民の意思をはっきりさせることです。
難民を増やさないためにも。孫や子供たちが戦争とテロの危険に巻き込まれないためにも。
膨らむ防衛費を福祉などにまわすためにも。
難民の悲劇・・・戦争・・・集団的自衛権の危険 2015.9.26.
ヨーロッパでは、シリアなどからの難民受け入れで大混乱。
一方、ロシアはアサド政権に最新兵器を供与して、シリア介入を強化するとのこと。
そして、米オバマ政権は反政府軍を支援していて、ロシアの介入は「火に油をそそぐことになる」
と懸念。
ロシアのシリア介入には、大きく2つの訳があるようだ。
一つは、アサド政権が倒れ反ロシア政権になれば、シリアにあるロシア海軍の拠点を失うことになること。
二つは、中東の過激派対策を米に任せていてはISが逆に勢力を増し、ロシア国内のイスラム原理主義
運動に飛び火する危険があるので、飛び火の危険を避けたいという思惑があること。
シリアを舞台に欧米とロシアの代理戦争の様相。クリミア問題で欧米の制裁に苦しむロシアの意地も。
そこにイスラム教各派と周辺イスラム国家の複雑な思惑と武力支援関係、ISのテロ集団などへの有志
連合の空爆、イスラエルとアラブ各国との確執・・・・・。泥沼。
難民の皆さんは、すき好んで難民になったわけではありません。すべての根源は戦争です。
武力で解決しようとする限り、難民もテロも無くならないのです。
言い分はそれぞれあるでしょうが、言い分を武力で解決しようとすれば、相手は更なる武力で
対抗する。戦争の泥沼に落ち込んでしまうのです。
戦争をして、お互いに何のメリットがあるでしょうか?沢山の人が死に、生活が破壊され、悲劇
だけが待っています。難民の皆様の絶望に、絶望からテロリストになることもあるでしょう。
武力には武力をもって対応することが、いかに大きな犠牲を払うか、払った犠牲に見合う結果は
あり得ないのです。戦争は、絶対してはいけないのです。
困難はあるでしょうが、「兎に角、話し合いで」解決する努力をしない限り、抜本的解決にはなり
得ないのです。イスラム国問題も、何とか「話し合いの土俵」で解決を図らない限り、泥沼戦です。
国連を舞台に、話し合いで決着する努力をすることしかないのです。国連軍なんてもっての外です。
安倍政権は、憲法に違反し、戦争に通ずる集団的自衛権を含む安保関連法を成立させ、国連軍に
参加できるようにしたのです。難民を作り出す武力行使に参加する可能性が出てきたのです。
ですから、違憲の安保関連法を無効にするために、憲法訴訟で、選挙で反自民勢力過半数獲得で
私達国民の意思をはっきりさせることです。
難民を増やさないためにも。孫や子供たちが戦争とテロの危険に巻き込まれないためにも。
膨らむ防衛費を福祉などにまわすためにも。