平和への希い


 
  積極的平和主義とは、世界のすべての国が、日本
  の平和憲法を掲げる努力をすることです。

平和への希い128 憲法違反の法案はどうなるのか?2

2015-09-23 10:08:44 | 日記
憲法違反の法案はどうなるのか?2   27.9.23.

 憲法81条 最高裁判所は、一切の法律、命令、規則又は処分が憲法に適合するかしないかを決定
        する権限を有する終審裁判所である。
     
安倍総理が、憲法を『まやかし』解釈して成立させた、憲法違反の集団的自衛権を含む安保関連法案は
どうなるのか?
憲法学者や法曹界の方々などいろいろお考えのようですし、野党の皆さんが、「安保関連法案を無効に
する法案」を国会で成立させようとお考えのようです。

1952年、警察予備隊(自衛隊の前身)の違憲性を問われた訴訟で最高裁が下した判決は、
『抽象的に法律の合憲性を判断することは出来ない』でした。具体的な事件・事案があることが訴訟の
要件と言うことらしい。
日経新聞9.20.では、「集団的自衛権に基づく活動で死亡した自衛官の遺族が違法な法令によって殉職
したとする賠償請求」「安保関連法に基づく派遣命令を拒否し処分された自衛官による処分取り消し請求」
等が具体的な事件案例で訴訟要因となるのでは、としていました。

一端決まってしまった法律は、国民の大多数が違憲と思っていても、違憲法律を無効にするには簡単には
行かない不思議。いまいましいけれど、奸物安倍総理はここまで読んでいたのでしょう。

私たちは、しっかり見逃さないことです。武力行使では、絶対に平和を築けないことを。
武力行使によって、追いつめられた人々が発生し、恨みを背負った人々が更なる武力行使やテロ
という、人類最悪最大の人災である戦争・テロのスパイラルが拡大するだけです。
戦争は、人類最悪最大の人災であり、テロの温床です。このような悲劇を、世界中どこでも起こ
してはならないのです。