平和への希い


 
  積極的平和主義とは、世界のすべての国が、日本
  の平和憲法を掲げる努力をすることです。

平和への希い151 記憶遺産騒動、驕れるお粗末な自民・政府

2015-10-16 08:46:06 | 日記
平和への希い151 戦後70年 
         記憶遺産騒動、驕れるお粗末な自民・政府

「日本のシベリア抑留資料」の世界記憶遺産に登録に喜ぶ一方、
「南京大虐殺の資料」も登録されて、怒る政府自民。
自民党外交部会は、「南京大虐殺資料」の登録が気に食わないと、
『政府にユネスコの分担金の拠出停止や(「南京大虐殺の資料」)の登録撤回を提案するよう求める』
決議を可決した。拠出金停止とはあまりにも驕慢すぎないか?金でなにかも解決出来るなんて、
品性が無さすぎる。憲法解釈を捻じ曲げた政府・自民の品性そのものが出ていて、世界に恥ずかしい。
政府菅官房長官も中国政府へ登録申請時から遺憾を伝え、登録阻止を訴えていた。
そして、やっぱり拠出金停止の話。金で威嚇する図は、何やら集団的自衛権で武力威嚇の図に似て
いて不気味。
安倍総理も、14日中国外交トップの楊国務委員に遺憾の意を示したとのこと。さすがに金のことは・・・

これまでの記憶遺産は、この種の「外交上揉めるようなもの」は無かったのに、なぜこのような記録を
取り上げるようになったのか不思議なことではある。
ユネスコはシベリア抑留資料も含めて、このようなものは受け付けるべきではないのだ。千年後なら
良いけど。
国際司法裁判所でもないのに、異論は必ず出るものを登録したら、政治利用で混乱するだけなのに。
世界文化遺産だって、政治的に利用されかねない状況なのに。自民は拠出金停止で世界文化遺産
を返上する覚悟があるのかな?自民党は、国際連盟を脱退した軍部ファッショみたいだ。

それにつけても、自民・政府の驕慢ぶりはお粗末。「南京大虐殺の資料」は、外交的に政治利用くさい
けれど、「シベリア抑留資料」はどうなのか?ユネスコを政治利用していないか?利用したつもりが、
早速、ロシアからクレーム、「日本は、『南京大虐殺の資料』登録を巡り、《パンドラの箱》を開けた」と。
逆に利用されて、北方4島返還など、日ロの外交にまたまた複雑性を増したようだ。

拠出金停止の意見も、数の論理で押し切った「集団的自衛権など安保関連法」も根っこは自民の驕慢
にあるとみて間違いなさそうだ。

来年の参議院選挙で、お好きな野党へ投票して、自民・公明を激減させる必要があります。
安保関連法を廃止しなければなりません。