平和への希い


 
  積極的平和主義とは、世界のすべての国が、日本
  の平和憲法を掲げる努力をすることです。

平和への希い152 自立遠のくアフガンで、オバマ米国のジレンマ

2015-10-17 11:17:49 | 日記
平和への希い152 戦後70年 
       自立遠のくアフガンで、オバマ米国のジレンマ

 オバマ大統領は、アフガニスタン駐留米軍を2016年末までに撤収するという計画を撤回した。
アフガンのガニ政府は、部族間対立に加えて、過激派組織「イスラム国」(IS)やタリバンのテロ
も激しく、事実上治安維持能力を失っているからです。
国際警察の泥沼でもがく米国としては、アフガンの泥沼でも米軍の駐留延長せざるを得ないので
しょう。朝鮮、ベトナム、イラク、シリア、等等に続くアフガン。
深い泥沼はどこまで続けのでしょうか?泥沼から抜け出したいけれど抜けられないジレンマ。
世界一の経済大国も、財政上大変になるのも当然、失った若い命の代償となる平和は混とん。
米国内には厭戦ムード横溢。

懲りないアメリカ。
経済力にものを言わせ、武力に依る封じ込めを展開してきたが、犠牲は大きく、成果は乏しく、
泥沼にもがく結果となっています。

「武力に依って解決しようとすれば、更なる武力で対抗する図」が世界方々で展開されています。
そろそろ、「武力」による解決から、チュニジアの「国民対話カルテット」とのように、苦難の道は険しく
ても、当事者を「話し合いの土俵」に乗せる努力を続け、徹底して話し合いを重ね、平和的に解決しよう
という発想に転換出来ないものでしょうか。

平和的な解決でない限り、民族間抗争もテロとの抗争も絶対に終わらないのです。
武力に依る抑え込みは、命を奪い、生活を奪うだけ。恨みが残り次なる激しい戦闘に向かわせるだけ。

安倍総理自慢の安保関連法は、アメリカのジレンマを助長するだけです。
安保関連法は、武力威嚇で世界平和を壊す、戦争の火の中へ「油を注ぐ」悪法で、米国ジレンマを一部
肩代わりするだけです。
来年の参議院選挙で、お好きな野党へ投票して、自民・公明を激減させる必要があります。