平和への希い


 
  積極的平和主義とは、世界のすべての国が、日本
  の平和憲法を掲げる努力をすることです。

平和への希い154  英霊も悲しんでいる靖国参拝は許せない 

2015-10-19 09:31:25 | 日記
平和への希い154  英霊も悲しんでいる靖国参拝は許せない 

また、靖国参拝で安倍内閣閣僚がいらぬ騒動を引き起こしています。
高市大臣は、記者団が「政府が実現を目指している日中、日韓首脳会談への影響を指摘する声もあるかと思うが」と質問したのに対し、「どの国においても戦没者のみ霊を慰霊することについて、外交問題になる性質のものではないと考えている」と相変わらず、認識不足でノー天気なのか安倍総理へのゴマすりか?
岩城大臣は「国のために戦い、尊い命をささげた英霊に感謝の誠をささげるために訪れた。厳粛ななかで参拝を行い、ことしは戦後70年の節目でもあるので、平和への思いを新たにした」とこれまたノー天気発言。
安倍総理大臣は17日、「真榊」と呼ばれる鉢植えの供え物を私費で奉納しています。国民全死を目指した東条英機に憑りつかれた安倍総理。
憲法を捻じ曲げて、国民を戦争の道に巻き込む安保関連法を成立させた罪は重い。
軋轢になる現実を知りながら頬かぶり、軋轢回避のための努力をしない安倍政権。
それ以前に、
靖国を、一億玉砕掲げ国民全死を企んだ、東條英機はじめとする大罪人を合祀して大罪人の巣窟にしてしまったことがそもそも軋轢の出発点であることを認識していない厚顔無恥な安倍総理や閣僚にあいた口がふさがらない。
大罪人の御霊に慰霊する国家要人は、どこの国にもいない。
尊い命をささげた英霊は、靖国に見切りをつけて、お隣の千鳥ヶ淵墓苑の上空の風になって、無辜の戦没者と一緒に平和を祈ってくれている筈です。
本来は英霊鎮魂の筈だった靖国神社が大罪人の巣窟になってしまったのだから、参拝するなら、千鳥ヶ淵墓苑に赴き、不戦を誓うべきです。

靖国問題は昭和天皇の憂いの本元になっているのではないでしょうか。
昭和天皇が1986年終戦記念日に詠まれた歌、
「この年の この日にもまた 靖国の
  みやしろのことに うれいはふかし」

このうたに込められた思いを、真摯に受け止めるべきではないでしょうか。

先の大戦で膨大な迷惑を掛けた近隣諸国は勿論、同盟国の米国や世界の良識国が嘲笑っている愚行、靖国参拝することは政治家の資格なしです。
真の英霊は、靖国参拝の愚行の度に波紋を広げていることを悲しんでいるはずです。喜んでいるのは、国民全死を目指した東條英機ら大罪人達でしょう。