平和への希い


 
  積極的平和主義とは、世界のすべての国が、日本
  の平和憲法を掲げる努力をすることです。

平和への希い 141 国連の常任理事国入りして何するの?安倍総理!

2015-10-06 09:11:22 | 日記
平和の希い141 戦後70年 
    国連の常任理事国入りして何するの?安倍総理!

 第二次世界大戦の戦勝国連合が作った国際連合。現在の加入国は193カ国。

安倍総理は、集団的自衛権含む安保関連法を成立させて、「鬼の首」とったような顔して国連で演説。
「これで国連軍に参加できる」と胸を張って。余程、イラク戦争で「金しか出せなかった」ことで肩身が
狭い思いをしたのだろうか?靖国参拝で東条英機に憑りつかれて、すっかり戦争好きになってしまった
のか?
晴れて、ドイツ、インド、ブラジルと一緒に常任理事国入りを、大手を振って画策していたようです。

世界平和の実現は、『安全保障理事会』にかかっているのですが、常任理事国(アメリカ・イギリス・
フランス・中国・ロシアの5カ国)が持っている拒否権は強大で、常任理事国の国益や思惑がぶつかり
合う現実の中では、世界から戦乱が無くなるのは難しい状態。加えて、宗教・主義体制・経済
的な差など、が複雑に絡み合って戦火の種は尽きない。

常任理事国入りして、どのような役割を果たそうと言うのか?「武力で威嚇することが抑制力」と言って
憚らない安倍総理が、真の世界平和の実現のために役割を果たせるとはとても思えない。
火に油を注ぎかねない御仁だ。

国連軍によって、イラク戦争などいろいろやってきたけれど、世界平和どころか、混迷の度を増しています。
武力行使では、必ず恨みが残り、恨みの連鎖で更なる武力紛争が拡大発展泥沼化するだけです。
困難で忍耐が必要ですが、平和的に話し合うことでしか真の世界平和に繋がらないのです。
腹をくくって、拒否権を持つ国々を巻き込んで、やって行く覚悟が無ければ意味が無いのです

2番目に多い拠出金をだしていることを盾に常任理事国入りしようなんてことでは、あまりにお粗末。

国連を舞台に武力によらない紛争解決をトコトン追求するために、国連を変革していく強い気持ち
と行動力を発揮する覚悟で非常任理事国入りして欲しいのです。