平和への希い


 
  積極的平和主義とは、世界のすべての国が、日本
  の平和憲法を掲げる努力をすることです。

平和の希い155  宗教誕生の地で暴力の応酬、暴力の連鎖

2015-10-20 10:54:16 | 日記
平和の希い155  戦後70年 
宗教誕生の地で暴力の応酬、暴力の連鎖

ユダヤ教、キリスト教、イスラム教3つの宗教の聖地があるエルサレム。
人を救うための宗教であると思っているのですが、皮肉なことに、暴力の応酬・連鎖で信じられないよう
な悲劇が繰り広げられているなんて悲しいことです。パレスチナの女性たちまでも、イスラエルの治安部
隊に投石したり、自爆テロを実行しているみたいです。

ずっと以前、森本哲郎さんの本で読んで、「砂漠地という過酷な環境だからこそ生きていくためのよるべ
として必然的に宗教が生まれた。過酷な環境だけに生きていくための教えや戒律が厳しくならざる得ず、
宗団内部ばかりでなく、他宗教に対しても強硬になるのかなあ」と漠然と感じていました。

 http://junjun2310.bunj.in/?p=4382

によると、この3つの宗教は、「アブラハムの宗教」と呼ばれ、起源が一緒だそうです。
毎年聖地巡礼で惨事が起こり、暴力の応酬で戦乱に拡大して行く。国連の安全保障理事会では拒否権を
持つ大国の国益や思惑で決め手なく泥沼状況。

はっきり言えることは、暴力の応酬では悲劇は終わらないということです。
どんなに大変でも、話し合いで決着をつけるようにしなければならないのですが。

来年非常任理事国になる日本、どうか集団的自衛権なぞ振り回さずに、話し合いによる平和的解決に
尽力して平和日本の力を発揮してもらいたいものです。