平和への希い


 
  積極的平和主義とは、世界のすべての国が、日本
  の平和憲法を掲げる努力をすることです。

平和への希い374  テロの対症療法と根治療法

2016-03-22 10:07:51 | 日記
平和への希い374  戦後71年 
   テロの対症療法と根治療法 2016.3.22.

3月21日、安倍総理が防衛大学の卒業式で訓示した。
「29日施行される安全保障関連法で、『集団的自衛権』を使えるようになるが、新しい任務で現場の隊員
が安全を確保し適切に実施できるよう、あらゆる場面を想定し、周到に準備しなければならない

北朝鮮の核実験やミサイル発射、中国の動きやテロの脅威を指摘し、
「冷厳な現実から目をそむけることは出来ない」

湾岸やイラク戦争、シリア空爆など、中東地区の戦乱に大きな役割を果たしたアメリカ。
泥沼戦争は、中東諸国の疲弊を招き、生活を奪い、行き場を失った難民を増産し、過激なテロ集団を産み、
「にっくきアメリカ」「にっくき有志連合国」と過激な自爆テロなどが深刻に拡大。

テロ集団は、集団的自衛権でアメリカと組む日本も、標的とすると明言。

伊勢志摩サミットを控え、テロ対策が大変になる。
テロを水際で防ぎ、発生した時の対応など、ヒト・モノ・カネの投入は莫大で、血税が使われるのだ。
テロに対する対症療法としてやむを得ないが、不本意な気がします。

無茶な戦争で得た平和の重みを知っている日本の立ち位置は、「集団的自衛権」でイキガルのでなく、国連の
場で、「武力に依る解決」ではなく、「話し合いの土俵」で解決しようとすることに尽力することではないか。

安倍総理は、「現実的でないキレイごと」と言っているが、「このキレイごと」が実現されない限り、戦争は
無くならないし、テロを根絶できない。貧富の差を無くすこと、若者に仕事の場を作ることも大切ですが、
テロの根治療法はまず、戦争を無くすことだと思うのです。


3月22日は。「今日は何の日??カレンダー」より。
放送記念日(NHK1943)、世界水の日(国連)、夫婦の日(毎月)

▲NHKが日本初のラジオ仮放送。ちなみに本放送は7月12日(1925)
▲文部省国語審議会、国号の呼び方を「ニッポン」と称する案を政府に提出(1934)
▲ドイツで世界初のテレビ定期放送を開始(1935)
▲第1回全日本女子プロボウリング選手権。優勝者は中山律子(1970)
▲初のエイズ患者確認を厚生省発表(1985)

誕生花:ぜにあおい (Mallow)   花言葉:恩恵