平和への希い


 
  積極的平和主義とは、世界のすべての国が、日本
  の平和憲法を掲げる努力をすることです。

平和への希い361 独裁の恐怖「秘密警察」

2016-03-09 10:36:35 | 日記
平和への希い361 戦後71年 
   独裁の恐怖「秘密警察」 2016.3.9.

ヒトラーは、『わが闘争』の中で
「大衆は女に似ている。自分を支配してくれる者の出現を待っているだけで、
自由を与えてもただ戸惑うだけだ」
と言っています。


女性に対しても、国民に対しても失礼千万。
今朝、BSNHK「あさが来た」に続いて放映されていた、関口智弘さんのチェコ旅行番組で、
(社会主義時代の秘密警察跡の建物が見える川の対岸で)「自由にものを喋れなかった。
通報されて、すぐに連行されてしまうように網の目が張り巡らされていた。今の様に自由に話
せる時代が来るとは思いも寄らなかった。」と居合わせたチェコの皆さんが喜んでいました。
独裁支配を維持するためには、今も昔も、「見ざる、言わざる、聞かざる」を国民に徹底する
ためのヒト・モノ・カネを惜しげもなく投入する必要があるのです。江戸時代も、戦前戦中の
日本も、ヒトラーのドイツも、瓦解したソ連も、そして言論弾圧の中国も、容赦ない粛清の
北朝鮮も。


日本が戦争に負け、いかに無謀な戦争だったか、国民に「見ざる、言わざる、聞かざる」を
押し付けて塗炭の苦しみを強いた軍部独裁がいかに「国民をバカにした」ことだったか、が解り
「もう騙されない」と70年の平和を享受できたことは世界平和のためにも大切な経験であり、
ヒトラーなど『独裁』に対する勝利だと思います。独裁が戦争に負けて、国民は勝ったのです。

何年か何十年か後に、独裁国家の国民が、チェコの人達や日本国民のように「独裁」から解き
放たれて、自由と平和を享受できようになりますように。


ところで、日光東照宮の「見ざる、言わざる、聞かざる」は、左甚五郎の「皮肉」だったのか、
江戸幕府の「幕府独裁維持」のための意思だったのか、それとも違う意図だったのか???
知っていらっしゃる方、教えてください。

3月9日は。「今日は何の日??カレンダー」より。
 ありがとうの日、クジラの日(毎月)

▲日本初の記念郵便切手発行。第1号は明治天皇・皇后陛下ご成婚
 25周年記念(1894)
▲B29、東京に飛来(1945)
▲三原山、大爆発(1951)
▲世界初の海底道路、関門国道トンネル開通。全長3461m(1958)