平和への希い


 
  積極的平和主義とは、世界のすべての国が、日本
  の平和憲法を掲げる努力をすることです。

平和への希い2002 10億円の学術会議予算

2020-10-07 09:34:34 | 日記

菅首相は、学術会議から推薦された6人を、任命しなかったことを、
「日本学術会議は政府の機関であり、年間約10億円の予算を使って活動している。任命される会員は、公務員
の立場になる」だから、
「総合的、俯瞰的(ふかんてき)活動を確保する観点から今回の任命について判断した」
と、説明した。

要するに、学術会議は、10億円の予算を使って運営されているのだから、学術会議会員は、公務員である。
だから、任命するしないは、行政の責任者である首相にある、というのである。
そして判断の根拠は、「総合的、俯瞰的(ふかんてき)活動を確保する観点から」と言うのだ。難しい言葉だ

殆どの国民には、「解ったようで解らない」、何か、誤魔化されているように感じているのでないでしょうか。
「総合」って?辞典によると、「さまざまのもの一つに合わせて、まとめあげること」
「俯瞰」って?辞典によると、「高いところから見下ろすこと」
学術会議は、「さまざまな問題を、高い学術的な考えで、問題解決の方向を取りまとめ、首相に進言する」
と、いう役割なので、ちゃんと役割を果たして貰うためには、任命しなかった6人は、不必要だった。
と、菅総理は、言っているのだ

この6人が、学術的に、能力が低く、任命するに値しないというなら、解るが、
「集団的自衛権」「共謀罪」などで、憲法学や歴史学などから、当時の安倍政権に、異を唱えてきた方々で、
多くの国民は、政府見解よりは、異を唱えてきた方々の見解に「その通り」と、国会周辺などで、デモ抗議。
この時、官房長官として苦労した、菅総理。
どう見ても、次元が低い「遺恨人事」に思えてならない

気に食わない、逆らう人間を排除して、さまざまな問題を、学術メンバーが、政府意向に沿ってまとめあげる
ことになって、政府としては、この上なくやりやすいが、本当に、国民目線の政治が出来るのか。 
10億円は、本当に、国民のために使われたことになるのか

安倍1強政権が、数の論理で、民主政治らしく見せながら、疑惑をウヤムヤにし、異見者切り捨てる強権政治に
向かっていたように、菅総理も、同じ道を進もうとしているようで、どうも気持ち悪くなって来た

ウォーキング中に出会った花と雲。


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の最期(1849)▲安政の大獄で橋本左内ら処刑(1859)▲横浜で日本初の近代的水道設備が配水を開始(1887)
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▲ドイツ民主共和国(旧東ドイツ)成立(1949)▲日本初のプロレス世界タイトルマッチ、力道山対ルー・テーズ
戦。熱戦の末、両者、力尽きて引き分け(1957)▲かい人21面相、グリコに続き森永製菓を脅迫(1984)
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の絵、1.5億円で落札された直後、バンクシーが仕組んだシュレッダーで裁断(2018)