
NHKの朝ドラ、「エール」で、戦争による廃墟になった街、ズタズタになった人々の心、を背景に、
「歌」が「歌声」が、復興に向かって「希望」を持って頑張る人達の応援歌になったことに、感動。
戦時中、「露営の歌」や「暁に祈る」、「荒鷲のうた」など数々のヒット曲を作曲した古関裕而は、
自分が作曲した歌が、兵士を鼓舞し、戦死させることに繋がったことに苦しみ、戦後、作曲出来ない
苦しい数年を過ごし、「鐘の鳴る丘」「長崎の鐘」で復活した。
最初のヒット曲「船頭かわいや」、早稲田の応援歌「紺碧の空」、戦時中のヒット曲、戦後のヒット曲
など、いつも、その時々に、置かれた状況の中で、一生懸命「希望」を持って頑張っている人達を応援
した歌なんだ、と、歌で元気づけられることの素晴らしさに感動しています。
何でそんなに感動できるのだろうか。
戦時中の歌にせよ、戦後の歌にせよ、古関裕而が、必ず、一生懸命に頑張っている人の状況と気持ちを
しっかり受け止め、寄り沿って、作曲しているからだ、と、朝ドラ見ながら、勝手にガッテンしている。
軍部に「歌」を「兵隊を鼓舞する武器」の一つとして利用されたことは事実だが、古関裕而の歌は「軍歌」
ではなく、
「国を守る」一心にならざるを得なかった、兵隊さんや家族の心情に寄り添っているから、今も歌い続け
られているのだと思う。
戦争で、両親を亡くし、家を失くした浮浪児となってしまった「子供達の希望」への応援歌「鐘の鳴る丘」。
原爆で埋もれた「教会の鐘」を掘り起こした人々気持ち、その「鐘」の音に希望を持った人々の気持ちを
応援し、戦後の混乱に打ちひしがれていた全国の人達を応援することになった「長崎の鐘」。
高校球児が、真夏に、汗と泥にまみれて白球を追うあの姿。
勝って、頑張ってきた仲間と喜びたい、応援してくれた人達に喜んで貰いたい、という気持ちを応援する
「栄冠は君に輝く」。
頑張る気持ちをこんなに揺さぶる「歌」って、スゴイ。作曲家や作詞家の皆さんに感謝、感謝です。
ウォーキング中に出会った花と雲。近くのホームセンターで。




10月24日、「今日は何の日カレンダー」より
国連デー、世界開発情報デー
▲フランスの三色旗制定(1790)▲わが国初の鉄道トンネル工事(1870)▲西郷隆盛、参議辞職(1873)
▲熊本で神風連の乱(1876)▲ニューヨーク株式市場大暴落、世界恐慌始まる。暗黒の木曜日(1929)
▲太平洋戦争レイテ沖海戦(1944)▲マッカーサー、新聞の自由・独立勧告(1945)▲国際連合憲章発効(1945)
▲東京オリンピック閉幕。日本メダルは金16銀5銅8(1964)▲南海・野村克也捕手、打撃三冠王(1965)
▲日本シリーズで、オリックスが初の日本一に(1996)▲コンコルド引退(2003)▲日テレの視聴率操作
発覚(2003)▲携帯電話の番号持越し制度(ナンバーポータビリティ)開始(2006)▲シリアで拘束され
ていた安田純平、トルコで解放(2018)