
「とんち」で有名な「一休さん」、「屏風に描かれたトラを縛って見ろ」と言われ、「では、トラを追い
出してください」と逆襲した寓話、「とんち」の話ですが、「出来っこないこと」のやり取りが面白い。
動きようがない「屏風に描かれたトラ」を縛ることは「出来っこない」、という当たり前のこと、を知って
いながら出した「意地悪とんち問題」に、一休さんは、「出来っこない」「屏風に描かれたトラ」を縛る
ために、描かれたトラを追い出させる、という、「出来っこないこと」をお願いして、とんちを出した人を
「ギャフン」とさせたのだ。
米国のトラさんは、立場ある人が、絶対してはならないことだから、「出来っこない」と思われていること
をしてしまった。
ツィッターやフェイスブックなどを使って、自分の支持者を煽り、大統領選の結果を審議していた国会に
乱入させ、「トラさんが負けたことを決定にする審議結果」を出させないようにしたのだ。
民主主義のリーダー国アメリカではあり得ない、と思われ、「出来っこない」と思われていた「民衆の国会
乱入」事件をTⅤで目の当たりにし、ビックリ。
トラさんは、「ツィッター」を駆使、当たり前だったことを次々とぶっ壊す「やりたい放題」だった。
トラさん支持者は、トラさんに、「民主主義をハキ違えていませんか。アメリカでは、国会乱入なんて、
民主主義をぶち壊すこと、出来っこないことですよ」と逆襲すれば、「さすが、アメリカ」なんだけれど。
現職の大統領が、ウクライナ疑惑に次いで、2回も弾劾裁判に掛けられるとは、情けない。
自ら「ツィッター」から飛び出した「トラ」なら、一休さんだって縛れたかも。トンチにもならないけど。
昨年ウォーキング中に出会ったクリスマス。



1月13日、「今日は何の日カレンダー」より
▲源頼朝死去。53歳(1199)▲日本兵(慶長の役の遠征軍)が朝鮮に上陸(1597)▲玉川上水の工事開始(1653)
▲咸臨丸がアメリカへ向けて品川から出航(1860)▲東京で気温、マイナス9.2度を記録。ちなみに日本の
最低気温は1902年1月25日、旭川市でマイナス41度を観測(1876)▲作家エミール・ゾラがドレフュス事件
についてフランス大統領に宛てた公開状を新聞に発表(1898)▲第1回国勢調査の結果が発表(1921)
▲ジャズなど英米曲のレコード発売、演奏禁止(1943)▲三河地震M7.1。死者1180人(1945)
▲ピース(たばこ)発売。紙巻きタイプの第1号。10本入り7円(1946)▲日劇ダンシングチーム初公演(1954)
▲美空ひばり、塩酸をかけられる(1957)▲国公立大学共通一次試験スタート(1979)▲山形で中学1年生がいじめ
によるマット窒息死(1993)▲東京・多摩地区で、長男に「悪魔」という名前をつけて届けたが市役所に受け付け
られなかった父親が、東京家裁八王子支部に不服申し立て(1994)▲初の女性判事誕生(1994) ▲エルサルバドルで
M7.6の地震死者800人以上(2001)▲エチオピア軍ソマリアから撤兵(2009)▲SMAP解散報道(2016)