10日程前、古代蓮の里(埼玉県・行田市)に行った時、行田市のお隣熊谷市にある、国宝「妻沼(めぬま)
聖天山(歓喜院)」に寄った。
1179年、平家物語や源平盛衰記などに出て来る、武勇に優れ、義理人情に厚い人柄の斉藤別当実盛が、
聖天さまを、妻沼の地にお祀り(おまつり)した。
聖天さまは、大聖歓喜天(だいしょうかんぎてん)が正式な名前で、四天王や帝釈天、吉祥天などと同じ、仏法
の守護神として信仰され、縁結び、家内安全、厄除け開運など霊験あらたかということで、祈願する人が多い。
「妻沼(めぬま)聖天(歓喜院)」は、いろいろな説があるようですが、日本三大聖天の一つ。
一般的には、埼玉県の「妻沼(めぬま)聖天」、東京・浅草寺の「待乳山聖天(本龍院)」、奈良・生駒市の
「生駒聖天(宝山寺)」が三大聖天らしい。
他に、三重県・桑名の「桑名聖天(大福田寺)」、静岡県・小山町の「足柄聖天(足柄山聖天堂)」、兵庫県・
豊岡市の「豊岡聖天(東楽寺)」など、三大聖天に入れている人もいるようです。
国宝となっている、「妻沼(めぬま)聖天(歓喜院)」の本殿は、江戸時代に、庶民・農民が浄財を44年間
出し続けて完成させたもの。
日光東照宮に似た造作で、七福神中心に、子供や、動植物が彫刻され、鮮やかにいろどりされています。
熊谷は、日本一暑いところで有名ですが、聖天さまでも、「知る人ぞ知る」仲では、有名なんだそうです。
(埼玉県に住んでいながら、私は知らなかった。ゴメンナサイ)
宗教もいろいろですが、信仰のために、庶民・農民が浄財を出した聖天さま、かたや、霊感商法や献金強請で、
庶民の生活を破たんさせている旧統一教会、信じられない「宗教をカタル」悪辣な集団もある。
私たちを、産んでくれた神さまに、純朴に感謝、敬う気持ちを、踏みにじる、悪魔のような集団が次から次に
出て来ます。
神さまが、私達人間が持っている弱さをお知りになっているので、「気を付けなさいよ」と、悪魔を送りこんで
いるのかも知れません。「おのおの、心せよ」と警鐘をならしているのかも。気をつけましょう。
「妻沼(めぬま)聖天(歓喜院)」でとった写真です。ハスは、古代ハスの里で撮ったもの。
8月21日「今日は何の日カレンダー」より 献血記念日、噴水の日、漬物の日
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公園で開催(~11月30日)(1877)▲上野公園に日本初の噴水ができる(1877)▲モナ・リザ、盗まれる。2年後無
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された直後に射殺される(1983) ▲ラトビアがソ連から独立(1991) ▲歌手藤山一郎没(1993)▲北京五輪で
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