平和への希い


 
  積極的平和主義とは、世界のすべての国が、日本
  の平和憲法を掲げる努力をすることです。

平和への希い2679 戦争中でも学業大事

2022-08-25 11:21:53 | 日記

先日、太平洋戦争中の「学徒動員」が行われたイキサツについて、NHKが特別番組を放映していました。

政府は、大学側の反対を押し切って、と言うか、敗戦に次ぐ敗戦で、前線に兵隊を補充せざるを得なかった状況

で、多くの学徒を戦死させてしまったのです。

番組の中で、日ロ戦争中に、明治天皇が、帝大卒業式に出向かれて、文部相に、

「軍国多事ノ際卜雖(いえど)モ教育ノ事ハ忽(ゆるがせ)ニスヘカラス其局二当ル者克(よ)ク励精セヨ」

(日露戦争中で、大変な時ではあるけれど、教育のことは、おろそかにしてはならない。教育に携わる関係者は

心して当たるように)

と指示したこと、を、文部大臣を兼務していた東條英機首相が決めた「学徒動員」を対比する形で、紹介していた

出口が見えない、ドロ沼化した戦争。一億玉砕を言い出し、日本人全死で、自らの戦争責任をウヤムヤにしてし

まえ、と、言わんばかりに、日本の将来を担う「学徒」をまず、狩り出したのです。

明治天皇は、天国で、怒っていたでしょうね。

 

昨日は、白内障の手術をして、ちょうど半年経ち、経過検診日でした。

半年前の2月24日、白内障の手術を終え、帰宅して最初に見たTⅤの、高層住宅などがミサイルやロケット弾などの攻撃を受け、ズタズタになっている画面で、ロシアがウクライナへ軍事侵攻したことを知った。

ウクライナが、すぐに降参するだろう、と目論んでいたプーチンだったが、半年経っても、降参どころか、

抵抗、反撃が強まるばかり。ロシア兵士の戦死者も増えているようです。

独裁専制のプーチン、ドロ沼化した戦争に業を煮やして、「徴兵令発動」や「学徒動員」も言い出しかねません。

「学徒動員」なんて言う前に、大義名分がない戦争を、一刻も早く、止めるべきなのです。

この戦争で、世界中が混乱し、疲弊、得をするのは、米欧ロの武器を造る軍事産業会社だけです。

ウォーキング中に出会った花。

8月25日「今日は何の日カレンダー」より ラーメン記念日(日清食品)、サマークリスマス
▲M8.4の地震によって津波が発生。浜名湖、海続きに(1498)▲ポルトガル船、種子島に漂着。鉄砲伝来(1543)
▲柄井川柳、万句合せ興行(1757)▲北里柴三郎ペスト菌を発見(1894)▲世界初の空中戦。英国陸軍航空隊、

仏・ベルギー軍とともに、独軍と初交戦(1914)▲トヨタ、設立(1937)▲パリ解放。4年間にわたるドイツの

占領に終止符(1944)▲日清食品、即席チキンラーメン発売。当初は85グラム入り1袋35円で、すぐに30円

に値下げ(1958)▲ローマ・オリンピック開催(1960) ▲ベラルーシがソ連から独立(1991)▲福岡で、市職員の

飲酒運転事故で、3児が死亡(2006)▲ミャンマーで、ロヒンギャ問題激化(2017)▲20歳以下女子サッカー

フランス大会で、日本初優勝(2018)