今朝の、モーニングショー(テレ朝)で、日本の研究力低下が危機状態にあると、警鐘を鳴らしていました。
世界で認められる論文数が、中国、アメリカ、ドイツなどに比べて、圧倒的に少なく、韓国にも抜かれている
とのこと。このままでは、将来、世界に通用する研究成果は出にくいし、ノーベル賞受賞者は出なくなる。
日本は、学術研究後進国への道をまっしぐら、ということらしい。
どうも、政府が、学術研究に対し、軽視と言うか、ゆとりがないと言うか、腹が座っていないことに原因が
あるように思います。
腹が座っていないことの原因は、国の将来を展望して、国の発展のために、何が大切か、を考え、実行しよう
とする政治家、官僚がいないことなのです。
政治家は、選挙で落ちればただの人、目先の成果を追い求め、咎められる失点を恐れ、耳障りのよいことを、
選挙で言って、当選することにキュウキュウとしている。
政治主導と、格好つけ、官僚の人事権まで、内閣が握っており、官僚も、目先の成果を追い求め、咎められる
失点を恐れ、国の将来を展望して、国の発展のために、何が大切か、を考え、実行しようとする気持ちが薄い。
日本では、石油など資源はないけれど、観光資源と並んで、人的資源が頼みの綱です。
日本が、敗戦後、経済成長できたのは、目標に向かって、ひた向きに、一生懸命努力する「人的資源」があった
からです。人的資源が、優れていたのです。
戦争出来ない国になって、軍備への予算の必要無くなり、人への投資が出来るようになったこともあって、
数多くのノーベル賞受賞学者が多く出た。
ノーベル賞受賞者の皆さんは、20年30年と、地道に基礎研究を積み重ねた結果が受賞につながっている。
今の政治は、目先の、目に見える成果を追い求めすぎる。基礎研究成果は、「自分が死んだ後のこと」で、
力を入れるよりは、当面の選挙で、当選することの方が大事、ということなのだ。
菅前総理時代には、「自分に抗った、気に食わない学者」を、日本学術会議の会員候補から外したのです。
政治家が、学術研究を、大事にしない典型です。
世界各国に比べ、学術研究者への予算は小さく、学術研究者の生活は極貧、これでは、「学術研究者の成り手」は、
いなくなる。
無能な目先人間の政治家がしなければならないことは、政治主導と言って、選挙に関係なく、国の将来のために
働く官僚の人事権を握ることを止めること、と、
目先の、危機を煽って、使えない軍備のために防衛予算を増やすことを止め、学術研究に予算を回すことです。
NHKラジオ深夜便8月号によると、8月24日の誕生日の花は、カラスウリ。花言葉は「良き便り」
ずっと、気になっている、花ではなく「カラスウリの実」が、相変わらず、誕生日の花で掲載されている。
4年ほど前に、カラスウリの花の写真、NHKラジオ深夜便に送ったのだが。余計なお世話だったようだ。
8月初旬に撮った、カラスウリの花、他。
8月24日「今日は何の日カレンダー」より
▲ヴェスビアス火山大噴火ポンペイ埋没(79)▲源頼朝石橋山で敗れる(1180)▲石川五右衛門釜ゆでに(1594)
▲イギリス、ワシントンを攻め落とす(1814)▲イギリス人船長ウェッブ、ドーバー海峡初横断。直線距離33km
21時間45分で横断(1875)▲三宅島大噴火(1962)▲フランス水爆実験成功(1968)▲参議員選挙に比例代表制が
導入される(1982) ▲ソ連崩壊 ゴルバチョフが党の解散宣言(1991)▲ウクライナソ連から独立(1991)
▲チェチェン独立派テロ、ロシア航空機2機を爆破80人超死亡(2004)▲筑波エクスプレス全線開通(2005)
▲冥王星を惑星から除外、準惑星に(2006)▲世界陸上で、村上幸史やり投げで3位、日本人史上初(2009)
▲イタリア中部地震で298人死亡(2016)▲東京メトロ南北線「白金高輪駅」で、硫酸事件(2021)