「ネコひねり」なんて言葉があること、3日前の、日経夕刊コラム「あすへの話題」で知りました。
歌人の、小島ゆかりさんの執筆でした。
「ネコひねり」は、猫が、どんな格好で落ちても、空中で上下正しい姿勢に戻って立ち直り、確実に、
足から着地するという、猫の特殊能力のこと。
ネコ好きの方々にとっては、微笑ましい、当たり前のニャンコの動きでしょうが、アインシュタインはじめ
多くの天才科学者が、「ネコひねり」が科学的に、「どうやって、ネコが、こんなことが出来るのか」との
ナゾ(謎)に、真剣に研究していると知って、ビックリ。
一つの疑問が解消すると、また新しい疑問が出て来て、いまだに、ナゾはナゾのまま、300年も経っている
らしい、300年も研究して、答えが出ないでいることに、またビックリ。
「人間の科学は、ネコの自然な動き『ネコひねり』など、自然の叡智に届かない。これは、ちょっとうれしい。
科学が、この世の全てを解明できる日が来たら、詩は滅びるだろうと思うから」と、小島ゆかりさん。
小島さんのお宅の17歳のネコちゃんは、ユルッと静かに、8歳のネコちゃんは、クイッと軽やかに、
「ネコひねり」をしているようです。
水面に 舌ふれて飲む ネコ族は
はじめから 地球球体説なり
と、小島さんの歌でしめくくって、いらっしゃいました。
自然に生きているネコは、自然を、当たり前のように、身体で解っている、のでしょう。
人間は、頭で、わからないと、「わかった」ことにはならない。小島さんの感性に、感動、拍手です。
この日(8月2日)の夕刊、小島さんのコラムの上の記事の大見出し、「ロシアの核威嚇、各国非難」
「ペロシ氏今夜訪台か 中国反発、軍事演習実施へ」と、ナサケない。
戦争のバカバカしさを、誰もが「アタマで解っていること」なのに、同じバカを繰り返そうとしている。
「ネコひねり」のように、平和的着地出来ないようなら、ネコちゃんに笑われてしまいますよ、
政治家の皆さん。私達も、ニャンコ達に笑われないように、政治家を見張らなければ。
ウォーキング中に出会った花、ネコの置物など。
8月5日「今日は何の日カレンダー」より タクシーの日(1984)●花笠まつり(~7日、山形市)
▲第一回遣唐使派遣(630)▲足利高氏、名を尊氏と改める(1333)▲ニュー・イングランド誕生(1583)
▲郵便貯金制度創設(1874)▲自由の女神、建立開始。両国の友好の証としてフランスから贈られる。
分解して運ばれ再構築、1886年10月に完成(1884)▲東京でT型フォード6台初のタクシー営業開始(1912)
▲岩波書店開業(1913)▲マリリン・モンロー死す。警察は睡眠薬の飲み過ぎによる事故死と発表(1962)
▲室伏世界陸上でハンマー投げ金メダル(2001)▲ブラジルで南米初のオリンピック開催(2016)
▲渋野日向子(20)ゴルフのメジャー全英オープン優勝。メジャー制覇は樋口久子以来42年振りで、
世界ランク急浮上(2019)