平和への希い


 
  積極的平和主義とは、世界のすべての国が、日本
  の平和憲法を掲げる努力をすることです。

平和への希い2661 ウラミのスパイラル、テロ 

2022-08-07 11:50:42 | 日記

8月1日、米・バイデン大統領は、米軍特殊部隊が、国際テロ組織アルカイダの最高指導者ザワヒリ容疑者を

殺害したと発表した。

米国は、米国の安全を脅かすテロリストを、どこに隠れていても、必ず退治する能力があることを強調し、

「世界はより平和になった」と、演説した。

2001年9月11日、アメリカで起きた、同時多発テロで、2977人の命を奪った、ニックキ、テロ集団

アルカイダの首謀者の一人として、今回のザワヒリ容疑者を暗殺した、ようだ。

2011年には、米軍特殊部隊が、当時のアルカイダ最高指導者ウサマ・ビンラディンを暗殺している。

テロリストの、暴力による無差別殺人は、決して許されるものではないが、その暴力を治めるために、強大な

暴力を使ったことで、「世界はより平和になった」と言えるだろうか。

今回の暗殺は、テロ集団が、「ウラミ」を一層強くして、更なる過激テロになる危険の方が大きくなった、

とても、「世界はより平和になった」なんて、ノウテンキなことを言っている場合ではないのです。

「暗殺のウラミ」は、世界にバラ撒かれているテロ集団の、テロ暴発の口実となり、テロの脅威を高めるのです。

戦闘と言う暴力で、相手をやっつけて、相手は「納得」して従順に「負け」を認めて全面降伏するだろうか?

「ヤラレたらやり返す」米国流方式は、「目には目を、歯には歯を」の無益な泥沼戦、ウラミのスパイラルに

なるだけなのです。

力上位の、アメリカが、力に任せて、屈服させようとしても、草の根テロは、モグラタタキのように、テロは

無くならず、武力で抑えよとすればするほど、テロが過激になるだけです。

如何にも、無謀で、話し合う価値がない相手ではないかも知れないけれど、話し合って「納得づく」の解決では

ない限り、「暗殺」で失ったことによる「ウラミ」は、膨らむのです。

話し合う価値がない相手と決めてかからず、世界の宗教家など、テロ集団に影響力ある人達の力を借りて、

何とか、「話し合いの土俵」に引っ張り上げて、話し合って「納得づく」の解決を図らない限り、テロは

無くならないのです。

世界の政治家は、国連を舞台に、「納得づく」で、テロ集団と停戦するしか、世界から「テロ禍」を無くすこと

が出来ないことを、肝に銘ずる必要があるのです。

ウォーキング中に出会った花。

8月7日「今日は何の日カレンダー」より 立秋、鼻の日、花の日、バナナの日、仙台七夕
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