城郭 長谷川博美 基本記録

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賎ケ岳合戦!織豊系陣城のビスタ的縄張の考察!

2021-07-18 10:08:31 | 規矩術、ビイスタ工法、城郭平面幾何学、
城郭ビイスタ論 上文字クリック

◆対談者
淡々とまた飄々と動画は展開していますが
私は何度もこの動画の持つ日本史上の歴史
的建造物に潜在している幾何学論に鳥肌が
たつ思いで繰り返しビイスタ論を見てます。

◆長谷川
ありがとうございます。厚く御礼致します。

◆質問者
このような城郭研究家としてまるで100年も
進歩している城郭幾何学理論の長谷川先生
の講座は一体何処で開催されているのです?
是非受講したいと常に願っていますが先生
の講座は全くインターネットで検索しても
ヒットしないのですが?



◆長谷川
上記事業所で平日開催されます。次回は
令和3年7月29日10時開催で参加費500円。


◆本格城郭見学者様
 長谷川先生!令和3年7月17日やはり私は
ウッデイパル城郭オーラムに参加致します
投稿を拝見していて研究家としてのキレ味
発想や着想、そう言う城郭研究家としての
トータライズ(総合的)力量に感嘆致します。
17日の10砦見学これは絶対行きたいです。

◆長谷川
無理しないで良いですよ!マイペースで!

▼玄蕃尾城 航空写真 ビイスタ工法 長谷川博美 論説

▼安土城 ビイスタ工法 長谷川博美 論説


◆対談者
田畑余呉城郭研究会理事と能楽鑑賞に行った
時に脇から見物しましょうと言われて驚いた。
◆長谷川
当然です。田畑さんは脇と正の意味つまり
正と副の見所の関係を良く知られ含蓄ある
人なのですよ。能楽もその見所、つまりは
ビューポイント能を鑑賞する見所があります。
見頃と言う日本語は梅を鑑賞する季節や時節
を言います。見所とは見学する場面や場所を
能楽では言います。もっとも日本建築でこの
能楽の橋掛かりの角度に注意する事、直角に
橋掛かりを設計していない日本の文化伝統に
注意しましよう。また能舞台では主客と対面
する鏡板や鏡の間と言う楽屋にも注目します。

▼坂本城 下坂本東南時付近調査図 長谷川博美調査図
『兼見卿記』には坂本城に天守と小2天守が存在したと
ある。大小2天守は湖岸に存在したのではなく比叡山を
監視する山を意識して作られていたのではないですか?

▼坂本城ビスタ工法 模索図 長谷川博美

▼この中世城郭「岩崎山城/近江八幡市」にも2櫓がある。
◆長谷川
能楽堂や能舞台の伝統「橋かかり」にも注目
したい。つまり日本の伝統文化、斜めに橋が
特に設計されている事です。
◆彦根犬上様
敵の前を
敵の右を
敵の左を
三方から攻撃する縄張を何と言いますか?

◆長谷川
睨み「にらみ」と言います。彦根城も中堀
にもし佐和山側から攻撃された場合を想定
して「にらみ」の縄張りを計画しています。
また合戦になると城を守る側はワザと城下
町を焼き払う「自焼作戦」と言う苦肉の策
を展開した京極高次の大津籠城戦が有名。


『柴田合戦記』には(信長亡き後、羽柴秀吉軍は)
終に甲ノ丸に攻め詰める。丸の内には大石を以て
磊(らい)を積み上ぐ、其の墻(かき)数仭(じん)なり。
晋の平公造るところの九層台に比して、天守九重
に上げ、石の柱を鉄の扉重々に構へ、精兵三百余
楯(たて)籠り、これを防ぐ。城内閑地なく、五歩
に一楼、十歩に一閣、廊下斜に連なり、天守高く
聳(そび)ゆ。と記されていますが事実かは不明で

この文書で注目した部分は「廊下斜に連なり」な
のです。大天守と小天守を廊下で斜めに連結する
築城様式とは一体何かと?▼米子城大小天守写真


▼近江佐和山城『澤山城』なども天守と小天守は斜めに配置



◆対談者
余呉城郭研究会では正式に「横矢掛かり」と
表現しています。また城郭では正面や対面に
ある石垣を鏡石とも言います。能楽では鏡面
鏡の間が存在致します。

◆長谷川
江戸時代の城郭測量でも基本点「正座」と
二次基本点「開地」があります。二局です。
▼安土城も複数の測量点がある。

▼羽柴秀吉の山崎山城も

▼羽柴秀長と秀吉の田上山城も
◆対談者
彦根城の臨池閣の見学の時も納得しました。
膳所城の設計でも然り、梅の花の鑑賞見所!

◆長谷川
もっと日本文化の基本を学習考察しましよう。
なぜ?ひしやげた織部焼の様な文化が日本に
存在するのか?日本人が根本的に忘れている
のは「菱」菱形の文化です。甲斐武田氏の武田
菱、財閥の三菱のロゴマークや食品の菱餅餅は
日本の「ひしやげ」文化を代表する幾何学です。
勿論佐々木京極の使う四つ目菱もの文化です。

◆対談者
しかしね。安土城天主石蔵平面形状と言い!
天正4年期ですよね?

◆長谷川
この安土城の石蔵の基本設計こそ日本の菱
の文化、並行四辺形の文化そのものですよ。
◆対談者
伝前田利家別所山陣城と言い!
天正11年期です
長谷川
これはまさしく幾何学そのものだ!
◆対談者
文禄慶長の役の豊臣秀保の陣城と言い!
非常に不整形 !織部焼の様に何か変?
◆長谷川
豊臣秀保の城郭の中心線を求めてみる。
◆長谷川
当然ですよ。あの太閤秀吉の夢の跡の
肥前名築城文化、幾何学そのものです。
ビイスタ工法を使っています。



◆対談者
もう常に、ひしゃげた歪な文化を感じる。

◆長谷川
これは当時の幾何学なんだと割り切って
冷静に分析した方が学問と言えませんか?
規矩術「きくじつ」ともよ呼ばれる曲尺
を用いた分度器つまり東洋的タンジェント
角度割り出し手法です。
忘れ去られた倭国の日本の菱の文化です。

◆長谷川
これが豊臣秀保の陣所
◆長谷川
是が秀保の陣所の中心線 簡単に読み取れ導きだせます。
◆長谷川
是が秀保陣所の縄打線 ふふふふ なかなかの幾何学です。
◆長谷川
此れが五世紀の豪族館の実態。
三つ寺Ⅰ遺跡
◆長谷川
これが三世紀の平原弥生古墳の
葬送儀礼殿の平面図 対角線に注目です。
◆長谷川
時代は違えど現代日本人が今忘れて
しまっている倭国や日本国の幾何学
ではないですか?よくよく日本文化
の流れを一度考え直してみましょう。
◆長谷川
作事は建築の分野を言うつまり建物
普請は地形や土地の整形を言う分野
日本には作事と普請が著しく対極に
古来より併用されている文化の流れ
がある。両者には工事の安全と成就
を祈願する呪術が存在したと思われ
城郭遺跡の陣形は機能論だけの向学
だけでは説明がつかないと思われる。

◆対談者
長谷川先生!丹波黒井城の縄張理論が
素晴らしかったです。流石すごいです。
◆長谷川
そうですか?私にはごく平凡で普通の事。
◆対談者
いいえ!長谷川先生の放射状縄張理論
が爆発的な人気と注目を集めてますよ!
城郭ビイスタ論 上文字クリック

◆長谷川
それない!私は実力はあるが人気無い!
絶対にそんな事は有り得ないはずです!

◆対談者
天正11年1583年の賎ケ岳合戦の北国軍
柴田勝家方の前線総大将北陸の鬼玄蕃
こと佐久間玄蕃盛政の陣城、行市山砦
のビスタ工法、放射線縄張を御教示下
さい!

◆支持者
チョト待って下さい!我々の城郭先生
である長谷川先生は私達だけの先生で
すよ。長谷川先生の説は講演にしろ城
見学しろ全部ヘボな他人に丸パクリさ
れてます。長谷川先生は日本城郭研究
史上稀有の存在の研究家だと私達は思
っているんですよ!

◆対談者
とにかく長谷川先生は日本で一番人気
の無い先生かも?しかし一番斬新で新
しい研究視点を持っ人である事は確実。

◆長谷川
先ずイメージ湧かない人の為推定復元
図を見て下さい。放射状の縄張は存在
するかも知れません。
◆長谷川
次に私の計測した平面図、尺間方で計測。
◆長谷川
次に放射状線を北国街道側から入れます。
美しい放射状線と図面の下には織豊城郭
を示す形状の桝形状虎口もうかがえます。
◆長谷川
その形状は職豊城郭の宇佐山城本丸の
枡形虎口に、非常に類似しております。
▼滋賀県大津市の宇佐山城の本丸と枡形
▼滋賀県長浜市余呉町行市山砦と比較を!
◆長谷川
次に他の集結点を模索します。
◆対談者
あっこれは楽しい!少女時代のアヤトリ
を思い出します!柔軟に脳活出来ます。
◆長谷川 難しく考えない!柔軟思考を!
◆長谷川
そうです。アヤトリを難解な言葉表現
すれば「幾何学」と言います。シロトリ
とは「城取」と書いて築城の意味です。
柔らかく、柔思考で城址観察致します。
▼再度御覧下さい。
◆対談者
余呉城郭研究会で、このビスタ理論は
普通の学習として私達は学びましたが
他の城郭の会は、この手法を学びます?

◆長谷川
全く学ばれません!全く無視状態です!
城郭遺跡研究が文系の学芸員を中心に
発展してきた経緯があり遺跡の設計論
は一般に語られ検討する機会が少ない。

◆対談者
我々余呉城郭研究会は日本全国の人々
が気付かない事を普通に勉強してます!
◆長谷川
それは良い事です。あなた達は人間で
はなく現地の古城からこの技術を学ばれ
ました。偉大なのは賢明な参加者様達。
◆長谷川
更に曲輪内も曲輪の外も放射状に縄張さ
れてます。また城郭中心軸も判明します。
◆対談者
長谷川先生!ヤッパ、あなたはスゴイ!

◆長谷川
スゴイのは当時の設計伎術者と言えます。
是を知ろうとされる人と、全く無視する
人の城郭の見解はj全く異なり城郭研究が
深化、進化するかは一重に皆様一般の方
の感心に、関わってくる事になります。
◆対談者
次に伝前田利家と前田利長の陣城とされ
る別所山砦の放射線状縄張の解説宜しく!
◆長谷川
難しくて簡単に出来ませんが!模索的に
検討してみましよう。先ず復元イラスト
長谷川
次に平面図です。
◆対談者
もうなんか草野球の球場みたいです!
◆長谷川
良い発想ですよ!野球場は幾何学的に設計
されてます。城址も設計され計画されます。
偉い人がそんなの自然と地形だと言われた
瞬間から人間の脳は自ら考える事を停止し
ます。
◆長谷川
次に平面図から扇の中心線を求めてみます。
◆対談者
すげえ~!古田織部の織部焼の対角線理論みたいです!
◆長谷川
あなたの発想は素晴らしいです!室町の
茶湯の文化から生まれて来た織部焼文化
是を武将古田織部が大成させますが当時
の戦国武将古田織部自身も様々な武将も
幾何学を心得て方円の縄を駆使し陣城や
城郭を設計していた事が想像されます。
当時の文化の底流や、社会状況が貴方の
発言にはカルチャー文化を投影する素晴
しい力量が含まれてるのです!天晴だ!

◆長谷川
さて前田又左衛門の縄張の冴え力量をば
続けて考察して行きます。放射線は意外
にも多数この別所山陣にも存在致します。
◆長谷川
ここにも放射線の起点がある。
◆長谷川
ここにも放射線の起点がある。
そしてそれらを総合的に考察
すると緻密入念な設計工学の
存在が見えて来る。又左衛門は
なかなか槍も算盤も使う株式会社、
前田工務店の社長と言える技量や
器量と人物鑑定できます。太閤
秀吉がその又左衛門の才気を洞察
していた事に、驚きます。やはり
加賀宰相と呼ばれる人だけの事は
充分に解る戦国陣城と言えましよ
う。2020/02/17 長谷川博美記す。








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7 コメント

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Unknown (Unknown)
2021-07-17 08:09:25
着想、観察力、考察力、何れも長谷川さんには非凡な物を強く感じます。人が気付けない事に築ける特殊な能力に驚愕してしまいます。
返信する
Unknown (Unknown)
2021-07-17 08:02:37
ゆやはり県外から見ると滋賀県生まれ滋賀県産の生粋の滋賀男児とよべる長谷川さんの城郭分析力の恐ろしさに驚きを隠す事はできません。私の頭脳の方さや柔軟性の無さを痛感致します。
返信する
Unknown (Unknown)
2021-07-16 07:57:54
長谷川さん自身は飾り気もカリスマ性も全くない全く無名の研究家さんです。しかし一部少数の人々が長谷川さんの研究家として能力を高く評価し洞察されている見識の高さに、逆に私個人は、驚きをかくせません。
返信する
Unknown (匿名)
2021-07-16 07:47:32
やはり長谷川先生の投稿の非凡さは凡百の人々の見解とは異なる「鋭い研究家」としての資質と力量を強く感じます。
返信する
Unknown (長谷川博美)
2020-01-20 14:57:47
グッド一名様
あれがとう
ございます。
返信する
Unknown (長谷川博美)
2020-01-18 14:12:43
良いね!
2名様
ありがとうございます。
返信する
Unknown (長谷川博美)
2020-01-17 21:13:56
さすがは
良いね!
一名様
素晴しい
洞察力
です。
返信する

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