城郭 長谷川博美 基本記録

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江戸城 絶対知っておきたい江戸城の秘密

2021-08-16 14:02:58 | 規矩術、ビイスタ工法、城郭平面幾何学、
城郭ビイスタ論 上文字クリック

◆対談者
長谷川先生大変な事になってきました!先生の城郭
ビイスタ論が日本全国の本格派歴史城郭フアンの間
で話題沸騰となり既に動画再生数が千回以上です!



◆長谷川
そうなんですか?それ何かの間違いでありませんか?
★経始(けいし)とは経営を始める、営造をはじめる。
地わりをして家を建て始める。測量して位置を定めて
工事を始めること。城郭では本来「縄張」を意味する。
人間とはともすると経とは経済の意義に重きを置き時
には時間経過のみに着目して縄張や測量台から測量さ
れる放射状の測量線の「経過」であるという測量本義
の「経」「経る/へる」が糸辺である。つまり縄である
事を見落としいた今回紹介する徳川幕府の江戸城にも
放射測量の跡がある事を皆様とともに考察しましよう。

◆藤原様 
先生もっと自信持っていただけませんか?私達みんな
は名築城家藤堂高虎の伊勢津城のビイスタ工法を簡単
に事も無げにズバリと長谷川先生は解説されて私達は
仰天してます。先生は研究家として稀代の非凡な先生!

津城「扇型縄張」と「周囲放射型縄張」を併用した。
↓「扇型縄張」
藤堂高虎 
浅井氏、阿閉氏、津田信澄、羽柴秀長、豊臣秀吉に
臣従しやがて徳川家康の築城ブレーンににる築城家

↓「周囲放射型縄張」

◆伊藤様
岐阜の信長館のビイスタ論には、私はもう唖然ですよ!
「扇型縄張」
「周囲放射型縄張」

◆山本様
太閤秀吉の天正大坂城 放射線 ビイスタには大変驚いた!
「周囲放射型型縄張」
◆宇喜多氏の岡山城ビイスタ工法
「周囲放射型縄張」

◆木村様
安土城のビイスタ論なんて生まれて初めて知りましたよ!
「扇型縄張」

「周囲放射型縄張」織田信長 安土城天主台
▼安土城 八角平 縄張 ↓「扇型縄張」

◆対談者
長谷川先生!日本最大の徳川将軍の居城江戸城には
ビイスタ工法が存在しますか?お盆最大の話題です!

◆長谷川
江戸城にビイスタ工法が存在するのか自信がない。
先ず尾張の信長の居城小牧山城や徳川家康自身が
小牧長久手の合戦の本陣本拠地を置いた小牧山を
観察すると「複数系」と「単一型」のビイスタが
「扇型複合縄張」

◆対談者
話を江戸城ビイスタ論へと早く進めて下さい!

◆長谷川
解りました。御了承致しました。
先ず概略大手方面からの城郭ビイスタがある。
これ外部から江戸城から登城する人々を威圧
城の正面「大手」からの見栄を考慮した設計。
「扇型縄張」
次に本丸の中心部からの放射線ビイスタ工法があります。
これ本丸から周囲の曲輪群を軍事的見地から整えた設計。
「周囲放射型縄張」

◆質問者
徳川家康、存命中の慶長江戸城天守閣は長谷川先生の
解くビイスタ論に基き天守の位置が決定されましたか?
松江歴史館所蔵する、「極秘諸国城図」の中の江戸始図」
という絵図から初期江戸城本丸天守ビイスタを解説して
下さい。
◆長谷川
家康の江戸城天守の周囲には喰い違い虎口を中心として
防衛に主眼におく専守防御という軍事性に重きを置いて
いる様にも見えますが本丸に複数の天守群を巧妙に配置
て赤線ビイスタ線Ⅰと青線ビイスタ線Ⅱを交叉させ天守
群を如何に見栄えよくして徳川幕府の権威や威信を誇る
効果も含め見栄と現実性の双方を兼ね備えた縄張です!
「扇型複合縄張」

◆対談者
織田信長の安土城の様な「扇形」の縄張プランあります?

◆長谷川 複数の放射状ビイスタが認められます。
ビスタ線は城郭の重要な出入口「城門」を貫いて
設計されています。
↓「扇型型縄張」

◆長谷川 大手方面よりの単体放射ビイスタ
ビスタ線は城郭の重要な出入口「城門」を貫いて
設計され、曲折する堀の形にも影響を与えてます。
↓「扇型型縄張」
◆長谷川 大手方面より本丸、紅葉山、西之丸含むビイスタ工法
 ここでは複合ビイスタとでも呼称致しましょう。やはり本丸群
と紅葉山西之丸のビイスタ線は左右にセパーレトし二局構成です。
↓「扇型複合縄張」

◆対談者
天正大坂城と同じ様な城郭内部から同心円放射状
ビイスタ工法は江戸城には存在致しますか?

◆長谷川
では別角度から江戸城本丸放射状ビイスタを検討します。
本丸中心部より緻密に城郭ビイスタ工法を施工してます。
城郭の各塁濠の形や石垣の横矢もビイスタ線に従ってる。
↓「周囲放射型縄張」

◆長谷川 本丸と紅葉山は水濠により隔てられて
いますが紅葉山のAポイント中心点より本丸付属
の塁濠AーBーC と続く縄張線が認められます。
また同じくA―DーEの連携的縄張も認められます。
「周囲放射型縄張」
◆長谷川 江戸城の内曲輪として紅葉山と西之丸の放射状
ビイスタ縄張は特に両曲輪の仕切部の双方のビイスタ線の
シンクロナイズ「同機/同調/連携」と言う観点から考察す
れば驚くべき傑作平面構造と言って過言ではない縄張術
の白眉とも言える素晴しい出来栄えのシステマチックで
見事な幾何学術の冴えを見せております。これ縄張した
武人や武将は一種の傑出した天才的才能のある傑物です。
「周囲放射型複合縄張」
▼安土城の天主閣の「周囲放射型縄張」

◆対談者
当時の縄張した武将も傑出した武将でしょうが長谷川
先生と言う城郭研究家が図面を見てサラリと解説され
る能力に対し「みんな」は衝撃と驚きを禁じ得えない!
私なんか100年100回江戸城図面を見て全く解らない!

◆読者代表
さあさあ藤堂高虎は豊臣政権から徳川政権へと主家
を変遷しながら尾張名古屋城にも高虎は貢献してい
ます。尾張名古屋城にも必ずビイスタ工法がある!

◆反論者
甘いな!甘い!甘い!名古屋城は絶対完璧に城郭
石垣の角を90度にして縄張した典型的高虎の縄張
そんなビイスタ工法など訳のわからないもの絶対
存在するハズが100%存在する訳がないですよ!

◆長谷川
知恵の輪を解けない人は、最初から知恵の輪など
絶対解けないと思い込んでいる人です。知恵の輪
を解く人とはコツコツと兆戦続ける人が解くもの。
下図赤線の〇には名古屋城で直角を持たない石垣
があります。何故直角石垣に縄張をしてないか?
◆名古屋城 放射状ビイスタ論を試論として考察します。
↓「周囲放射型縄張」
↓「扇型縄張」

↓「扇型縄張」
二局ビイスタの可能性も?
↓「扇型複合縄張」

◆長谷川
さてここで比較研究論のⅠです。
徳川家康の江戸城本丸と同じく家康の意向と
指示を強く受けた名古屋城のビイスタ論そし
て家康小牧長久手戦勝の地小牧山城ビイスタ
を比較研究考察してみましょう。
①徳川家康創建の徳川江戸城の初期本丸と天守
▼徳川家康の江戸城の天守曲輪 複数天守の連立式 天守様式
↑「扇型複合縄張」
▲2カ所からビイスタ測量工法を駆使しています。
▼徳川家康の意向を強く反映した名古屋城も大天守
小天守が実際に施工され第三の天守も計画されました。
↓「扇型複合縄張」
▼織田信長居城 徳川家康陣城
↓「扇型複合縄張」
▼織田信長居城 徳川家康陣城
↓「扇型縄張」


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1 コメント

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Unknown (Unknown)
2021-08-13 18:15:01
長谷川先生!やはり凄いです!伝説の城郭研究家です。
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