私のPC自作部屋

これまで作ったPCの苦労や失敗談、今取り組んでいるアイテム等を綴っていく予定です。

パソコンの消費電力を測定できるアプリ「Local Cooling 1.04」をインストールし、実際の消費電力と比較してみました。(その2)

2018-07-09 01:43:09 | OS・ソフト
リモートデスクトップで操作すると、グラフィック機能は不要になりますので、まずグラフィック出力(D-SUB15)を外します。



続いて、リモートデスクトップで、このPCを起動します。

グラフィック機能が有効な状態は以下です。




グラフィックカードの消費電力は 「6W」 となっています。

次に、このデバイスマネジャーから、ディスプレイアダプター右クリックし無効化します。




無効化してよいか聞いてきますので「はい」をクリック。


無効化したので、グラフィックの消費電力ゼロになるはずですが、無効化前と同じ「6W」のままで、変わっていません。

ということは、実電力をモニターしているのではなく、単純に グラフィック・デバイスが何かを見ているだけ、という可能性が高そうです。

また、実電力は CPU への負荷等により、かなり大きく消費電力が変化するのですが、「Local Cooling 1.04」の値は全く変化しません。。。



ここで、PCを再起動し、再度リモートデスクトップでみてみると、更におかしなことが判明。。。




なぜか、モニターの消費電力が「15インチ/30W」 から 「23-24インチ/90W」 に跳ね上がっています。

どうやら、リモートデスクトップPC が接続している モニターを検出し、そちらに切り替わったようです。。。


これでは何を測っているのか? 頭が混乱してきてしまいます。。。




ちなみに、リモートデスクトップで操作し、グラフィックを無効にした場合の実消費電力は以下の様に「60W」となり、グラフィクが有効な場合の「62W」に比べ、”2W”  消費電力を下げることが出来ています。

<グラフィック有効の場合>




<グラフィック無効化した場合>





ということから、消費電力を測定するアプリ 「Local Cooling 1.04」 で測定された値は、目安程度に考えておいた方が良さそうです。
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