Windows 11 Canary チャンネル Build 26040 で追加された 複数の圧縮変換ファイル を使ってみました。

Windows 11 Canary チャンネル Build 26040 で、ファイルを右クリックすると、以下の画面になります。



この画面から、ZIP、7z、TAR に即変化できます。更に「追加オプション」をクリックすると、以下の画面になります。



圧縮レベルに BZip2(.bz2)、Gzip(.gz)、xz(.xz)、Zstandard(.zst) と4ケの圧縮ファイルが選択できます。( )内はファイル形式です。

例えば、BZip2 を選択し、「作成」をクリックすると以下の画面になります。



圧縮レベルを右端の「小」にすると、最大の圧縮率になり、左端の「速い」にすると、圧縮率が最低になる反面、変換時間が最短になるようです。
今回は、全て最大に圧縮率になるよう「小」で圧縮してみました。

ファイル種類により、圧縮率が異なる可能性を考え以下の4種類のファイルで試してみました。

＜プログラムファイル(.exe)＞



CDイメージファイル(.mdx)



動画ファイル(.mp4)



画像ファイル(.png)



圧縮率を比較した結果は以下です。



黄色部分は圧縮どころか、拡大してしまったところで、tar は全てのファイルで拡大しており、圧縮に使う意味は無さそうです。
また、mp4 ファイルは元々も動画圧縮ファイルなので、全体的に圧縮率は低かったです。

尚、赤字が最大圧縮率です。

優秀なのは .xz 、zst でした。