以下、ダッシュボードに出ていたアラームです。

サーバーマネジャーで実際の使用量を見てみると、

まだ「59.1%」しか使っていないことが分かります。
このサーバーでは、記憶域として 2TB×5台= 10TB の HDD を Raid5 で構成しています。
また、このアラームは、ボリューム全体に対してではなく、個々の HDD容量 に対して出るようですが、以下のように同一メーカー・容量の HDD をRaid5 構成しているので、一部の HDD の容量だけ多く使われている、ということは無いと思われます。

そこで、現在(デフォルト)のアラーム閾値がどうなっているのか? を調べてみました。
やり方ですが、powershell を管理者権限で起動し、以下のコマンド(赤線部 : get-storagepool | ft friendlyname.ThinProvisioningAlertThresholds)を入力します。

Pool1 が今回アラームの出ている記憶域プールですが、 「70%」となっていました。
なんで「59%」でアラームがでてしまうのか、まだ10%も余裕があるはずなのに、原因が分かりません。
考えられるのは、同じサイズの HDD 5台で構成しているものの、一部の HDD容量 を多く使用している(70%を越えている?)可能性がある、ということでしょうか???
そこで、対策として(トータル容量は十分にあるので、HDDを増設するのではなく)アラームの閾値を 75% に引き上げてみました。
やり方は、同じくpowershell を管理者権限で起動し、以下のコマンド(赤線部 : Set-storagepool -FriendlyNeme "pool1" -ThinProvisioningAlertThresholds 75)を入力します。
(以下の画面では、変更後の値を確認するため、上記の閾値確認コマンドを続けて入力してあります)

以上の設定を行ったところ、アラームが消えてくれました。
今後、どこまで使ったら再度アラームがでるのか、よく注視していこうと思います。

サーバーマネジャーで実際の使用量を見てみると、

まだ「59.1%」しか使っていないことが分かります。
このサーバーでは、記憶域として 2TB×5台= 10TB の HDD を Raid5 で構成しています。
また、このアラームは、ボリューム全体に対してではなく、個々の HDD容量 に対して出るようですが、以下のように同一メーカー・容量の HDD をRaid5 構成しているので、一部の HDD の容量だけ多く使われている、ということは無いと思われます。

そこで、現在(デフォルト)のアラーム閾値がどうなっているのか? を調べてみました。
やり方ですが、powershell を管理者権限で起動し、以下のコマンド(赤線部 : get-storagepool | ft friendlyname.ThinProvisioningAlertThresholds)を入力します。

Pool1 が今回アラームの出ている記憶域プールですが、 「70%」となっていました。
なんで「59%」でアラームがでてしまうのか、まだ10%も余裕があるはずなのに、原因が分かりません。
考えられるのは、同じサイズの HDD 5台で構成しているものの、一部の HDD容量 を多く使用している(70%を越えている?)可能性がある、ということでしょうか???
そこで、対策として(トータル容量は十分にあるので、HDDを増設するのではなく)アラームの閾値を 75% に引き上げてみました。
やり方は、同じくpowershell を管理者権限で起動し、以下のコマンド(赤線部 : Set-storagepool -FriendlyNeme "pool1" -ThinProvisioningAlertThresholds 75)を入力します。
(以下の画面では、変更後の値を確認するため、上記の閾値確認コマンドを続けて入力してあります)

以上の設定を行ったところ、アラームが消えてくれました。
今後、どこまで使ったら再度アラームがでるのか、よく注視していこうと思います。
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