１２月議会が始まりました。

今日から１２月議会（正式には、平成２１年第４回定例会）が始まりました。

開会日の今日は、冒頭に神栖市が最近取り組んだ主要施策についての報告が保立市長からありましたが、その中には以前、私が議会の場で主張したものも含まれていました。

一つは、公共施設利用者アンケートの実施です。

私は以前、市が設置した様々な施設等について、設置しただけで満足することなく、実際に利用した方のご意見や満足度等をきちんと調査して、それを次に同様の施設を設置する際に生かすべきではないか？という主張をしました。

今日の市長の報告では、１０月から来年２月まで、全ての公共施設の利用者の方に、窓口サービスや職員の対応、施設面などについて率直な意見をいただくためのアンケートを実施するとのことで、その結果については市民の皆様にも公表されるとのことです。

アンケートの内容が具体的にどのようなものかまではわかりませんので、今回の取り組みで十分かどうかはわかりませんが、一歩前進したことは間違いないと思っています。


二つ目は、地上デジタル放送の受信状況調査の実施です。

地上デジタル放送については、一部の地域で受信しにくいという問い合わせが、私のもとに寄せられていました。

そこで、その地域のみならず、市内全域の受信状況を市として把握し、何らかの対応をする必要があるのではないか？という主張をしました。

今日の市長の報告では、今月１日から専用の電話相談窓口を開設し、また来年３月までに市内全域で受信状況調査を実施し、受信困難地域の解消を図るとのことでした。


公共施設利用者アンケートの実施については今年６月、地上デジタル放送の受信状況調査の実施については今年９月に議会で取り上げたものでしたので、この時期にそれぞれの取り組みが始まっているということは、市の対応もかなりスピード感が増してきたのかもしれません。