いとう大の徒然日記

神栖市を今より少しでも発展させて、次の世代に引き継ぎたい!

鳩山首相が謝りました。

2009-12-25 12:35:08 | 国政・県政
鳩山首相が、自らの資金管理団体の偽装献金事件で、同団体の元事務担当者と元会計責任者が起訴されたことを受けて、会見を行い陳謝しました。

自分は何も知らず、起訴された二人が鳩山首相に良かれと思って勝手にやったということなのでしょうが、何となくしっくりきません。

この事件の重さをどのように捉えるかは人それぞれだと思いますが、私がいつも思っていることは、どのような組織や団体でも、そのトップに立つ人の最も大きな仕事は”責任をとる”ことだと思っています。

責任をとらなければならないからこそ、失敗しないようにきちんとした仕事をしようとするのであり、もし責任をとらなくてもいいのならば、どこかで気持ちに隙ができ、きちんとした仕事ができないのではないかと思っています。

鳩山首相は、「政治家として使命を果たしていくことが私の責任だ」とおっしゃったようですが、その責任のとり方がいいのか?あるいは辞任という責任のとり方がいいのか?

両方の考え方があるとは思いますが、一国のトップが陳謝するというのは、結構大きな問題だと思います。(素直に謝ってしまう鳩山さんがいいという意見もあるかもしれませんが…)


今回の事件の根底には、鳩山首相が自分を”カッコよく”見せようとしたことがあります。

本当はお金持ちで、自分や親の資金で政治活動をしていたのに、そうではなく多くの国民からいただいた献金で活動しているというように、自らの政治活動を”偽装”しようとしたということだと思っています。

何となく小手先で見せかけだけを良くしようというところに正直さが欠けていて、その方がいかがなものか?と思ってしまいます。(そういう政治家の方が多いのかもしれませんが…)

やはり、自分をよく見せたいと思って、自らの考えやスタイルなどを曲げて無理をすると、どこかにほころびが出てくるものだと思います。

何となくではありますが、私は議員に初当選したころからそのような感覚があったので、誰に何を言われようと、「わかってくれる人はわかってくれる」という思いで、無理をせず、自分らしく活動してきましたし、今後もそのようにしていきます。

鳩山首相の会見での姿を見て、あらためて強くそう思いました。
コメント
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