いとう大の徒然日記

神栖市を今より少しでも発展させて、次の世代に引き継ぎたい!

災害復旧費用

2011-05-02 14:44:07 | 東日本大震災
4月26日現在の災害復旧費用の概算額についての資料が、市の方から配布されましたので、ご報告させていただきます。


○道路75億円 ○公園10億円 ○下水道33億円 ○水道20億円
○農業関係6億円 ○学校関係1.3億円

以上、合計145億円となっています。


このうち、どの程度が国の補助対象になるのかは、6月にならないとわからないとのことですが、報道等でも示されているとおり8割程が補助されたとしても、市の負担は相当なものになります。


このブログでも何度か述べていますが、問題はその財源をどこから捻出するか?ということです。

市の説明では、一時的な借入金と事業の見直しで賄うとしていますが、まだその具体像は見えてきません。


「神栖市は財政的に恵まれているから何とかなるだろう。」と楽観視している方もいるかもしれませんが、神栖市は現在でも300億円以上の借金があり、学校耐震化や福祉関係をはじめとして、支出しなければならない額も年々増えてきています。

税収の要である企業の動向によっては、さらに財政的に厳しくなっていくことも想定されます。


神栖市は財政的に恵まれてきたことなどにより、近隣市に比べてサービスが手厚くなっている部分がたくさんあります。

今回の震災を受けて、復旧に多額の費用が見込まれる中、それらを維持していくことができるのか?

もし、できないとするならば、見直すべき事業、見直すことができる事業を早急に検討し、それを市民に説明していく必要があります。

そして市には、その判断もなるべく早くしていただきたいと思っています。
コメント (1)
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