いわき市議会7月定例会も一般質問の3日目。きょうは4人が質問に立ちました。
この中で、今年の夏休みの期間中に小中学校保健室にエアコンを設置することに関しての質問が印象に残りました。
その内容は、エアコン設置の契約が物品契約で行われている結果、採算割れの契約になっているケースがあると指摘する質問です。これが工事請負契約ならば、設置の工事にかかる人件費なども契約金額の積算の中に入り最低制限価格も入るから、少なくとも採算割れになることはない。だから工事請負契約にすべきだという指摘です。
実際にもうけなしで契約している事例はあるのだろうか。申し訳ないがそんな訴えを聞いたことはなかったのですが、事実ならば問題が大きい。市が業者の犠牲の上に事業をすすめる構図になっているからです。
質問者にたずねると、現実にある話だという。市の発注する事業が、市内の事業者の利益につながり、ひいては市民の収入と消費につながる。そんな中身にしていかなければならないとは思います。実際にそんな事実があるのか。気をつけていなければなりません。
さて、24日付けの議員だよりをどうするのか。議会中で、一般質問者がいるので、その内容で良いだろうと思っていたのですが、実は月曜日が休日になっていたために、質問内容では印刷の締め切りに間に合わないということで、あわてました。
どうしよう。
悩んだうえで発想したのが議案に対する各議員の対応。市議会報告の「ほうれんそう」でも、会派ごとの議案に対する対応を掲載するようになっているので、そのことも含めて記事に書こうと考えました。
以下がその記事です。
いわき市議会7月定例会が開会中ですが、いわき市議会は議会が終わるたびに「ほうれんそう(いわき市議会だより)」を発行しています。6月定例会の「ほうれんそう」も7月14日に発行されました。この「ほうれんそう」は2年前から少し装いを変えて、発信する情報を増やすようにしました。
いわき市議会の情報発信は、例えばインターネットによる議会中継、昨年と今年に施行された議会報告会の実施などがされていますが、同時に「ほうれんそう」でも改善がされました。
2014年の2月定例会を知らせた号から、議案に対する会派ごとの賛否が掲載されるようになったのです。
市議会の役割は、市民に代わって市政をチェックすることが柱の一つとなります。
このため、議案に対する賛否は、議員の活動を知る上で大切な要素の一つとなります。
「ほうれんそう」の議案への賛否の掲載は、広い情報公開に向けた一歩を踏み出したものでした。
日本共産党市議団は、議案では、市民のくらしに困難をもたらすと考えられるものには反対する姿勢をとっています。
この4年間で見ても、学校給食費の値上げ、下水道料金の引き上げ、介護保険料の引き上げなどに反対し、また、消費税が8%に引き上げられた際、納税義務を負っていない市の公共料金への転嫁にも反対してきました。
もちろんなんでも反対するわけではありません。
2月定例会には、いわき市総合磐城共立病院の非紹介患者初診料加算料を、国の法制度の改正にともなって引き上げる提案がされました。
非紹介患者の紹介料引き上げという国の施策には問題があると考えます。
しかし、一方、①この施策が勤務医の過重負担の軽減につながること、②委員会質疑で「従わない場合、保健医療機関としての資格取り消しなどが想定される」と答弁されるなど、改定しなかった場合に市民の医療に重大な悪影響を及ぼす可能性があることから、反対しないという姿勢をとりました。
日本共産党は、このように議案には、市民にとって必要なものは必要、問題があるものは問題があるとする姿勢――すなわち“是々非々”の立場で臨んでいます。
このため6月定例会でも提出された23議案と諮問1件のうち、21議案と諮問1件には賛成、個人情報を危険にさらすマイナンバーに関連する議案と保育士の配置基準を緩和するための2議案にのみ反対する態度をとりました。
この姿勢は、どの定例会でも変わりません。
一方、市議会の中ではほとんどの議案に賛成する会派が大勢です。
7月定例会は19日から22日まで一般質問が行われ、その後の常任委員会審議を経て8月1日に予定される最終の本会議で議案の賛否が問われます。
今度の議会では、それぞれの会派が議案に対してどういう態度をとるのか。みなさんに大いに注目していただきたいと思います。
いわき市議会7月定例会の初日の14日、議会設立50周年を記念し、先のアロハ議会に続いて、開かれた議会、親しみやすい議会をめざす議場コンサートが実施されました。
いわき市議会初の議場コンサートには100人をこえる市民のみなさんが来場してくださいました。
アンコールのいわき市歌を含め7曲を、小気味良く演奏してくださいました。
NHKの朝の連続ドラマの主題曲、朝が来た、ととねえちゃん、あまちゃんの演奏では、思わず体をスイングしました。
議場に響く金管六重奏。議論の場ですが、使われていない時間帯にこういう使い方をすることで、市民のみなさんと議会の距離が縮まる。いいんじゃないかな・・。
いつものように愛犬の散歩。
ハス田ではシオカラトンボの羽化が続いていました。少し固まってkたためか、振動に驚いてハタハタと逃げていきます。
水田ではナツアカネの羽化。こちらはヤゴの抜け殻にしがみついたまま。
モートンイトトンボだと思います。3cm程で、動かなければ草の切れ端にでも見える、とても小さいトンボでした。
セミの抜け殻は、つかまった杭の向こうをのぞき込むよう。旅立ちを予感させる姿です。
つゆ草にヒラタアブ。
だいたい花が終わったウツボグサ。まだ花をつけているがんばやりも・・。
この中で、今年の夏休みの期間中に小中学校保健室にエアコンを設置することに関しての質問が印象に残りました。
その内容は、エアコン設置の契約が物品契約で行われている結果、採算割れの契約になっているケースがあると指摘する質問です。これが工事請負契約ならば、設置の工事にかかる人件費なども契約金額の積算の中に入り最低制限価格も入るから、少なくとも採算割れになることはない。だから工事請負契約にすべきだという指摘です。
実際にもうけなしで契約している事例はあるのだろうか。申し訳ないがそんな訴えを聞いたことはなかったのですが、事実ならば問題が大きい。市が業者の犠牲の上に事業をすすめる構図になっているからです。
質問者にたずねると、現実にある話だという。市の発注する事業が、市内の事業者の利益につながり、ひいては市民の収入と消費につながる。そんな中身にしていかなければならないとは思います。実際にそんな事実があるのか。気をつけていなければなりません。
さて、24日付けの議員だよりをどうするのか。議会中で、一般質問者がいるので、その内容で良いだろうと思っていたのですが、実は月曜日が休日になっていたために、質問内容では印刷の締め切りに間に合わないということで、あわてました。
どうしよう。
悩んだうえで発想したのが議案に対する各議員の対応。市議会報告の「ほうれんそう」でも、会派ごとの議案に対する対応を掲載するようになっているので、そのことも含めて記事に書こうと考えました。
以下がその記事です。
議会の情報公開すすむ・会派の議案への姿勢をご注目ください
いわき市議会7月定例会が開会中ですが、いわき市議会は議会が終わるたびに「ほうれんそう(いわき市議会だより)」を発行しています。6月定例会の「ほうれんそう」も7月14日に発行されました。この「ほうれんそう」は2年前から少し装いを変えて、発信する情報を増やすようにしました。
いわき市議会の情報発信は、例えばインターネットによる議会中継、昨年と今年に施行された議会報告会の実施などがされていますが、同時に「ほうれんそう」でも改善がされました。
2014年の2月定例会を知らせた号から、議案に対する会派ごとの賛否が掲載されるようになったのです。
市議会の役割は、市民に代わって市政をチェックすることが柱の一つとなります。
このため、議案に対する賛否は、議員の活動を知る上で大切な要素の一つとなります。
「ほうれんそう」の議案への賛否の掲載は、広い情報公開に向けた一歩を踏み出したものでした。
日本共産党市議団は、議案では、市民のくらしに困難をもたらすと考えられるものには反対する姿勢をとっています。
この4年間で見ても、学校給食費の値上げ、下水道料金の引き上げ、介護保険料の引き上げなどに反対し、また、消費税が8%に引き上げられた際、納税義務を負っていない市の公共料金への転嫁にも反対してきました。
もちろんなんでも反対するわけではありません。
2月定例会には、いわき市総合磐城共立病院の非紹介患者初診料加算料を、国の法制度の改正にともなって引き上げる提案がされました。
非紹介患者の紹介料引き上げという国の施策には問題があると考えます。
しかし、一方、①この施策が勤務医の過重負担の軽減につながること、②委員会質疑で「従わない場合、保健医療機関としての資格取り消しなどが想定される」と答弁されるなど、改定しなかった場合に市民の医療に重大な悪影響を及ぼす可能性があることから、反対しないという姿勢をとりました。
日本共産党は、このように議案には、市民にとって必要なものは必要、問題があるものは問題があるとする姿勢――すなわち“是々非々”の立場で臨んでいます。
このため6月定例会でも提出された23議案と諮問1件のうち、21議案と諮問1件には賛成、個人情報を危険にさらすマイナンバーに関連する議案と保育士の配置基準を緩和するための2議案にのみ反対する態度をとりました。
この姿勢は、どの定例会でも変わりません。
一方、市議会の中ではほとんどの議案に賛成する会派が大勢です。
7月定例会は19日から22日まで一般質問が行われ、その後の常任委員会審議を経て8月1日に予定される最終の本会議で議案の賛否が問われます。
今度の議会では、それぞれの会派が議案に対してどういう態度をとるのか。みなさんに大いに注目していただきたいと思います。
議場コンサートが開かれる
いわき市議会7月定例会の初日の14日、議会設立50周年を記念し、先のアロハ議会に続いて、開かれた議会、親しみやすい議会をめざす議場コンサートが実施されました。
いわき市議会初の議場コンサートには100人をこえる市民のみなさんが来場してくださいました。
アンコールのいわき市歌を含め7曲を、小気味良く演奏してくださいました。
NHKの朝の連続ドラマの主題曲、朝が来た、ととねえちゃん、あまちゃんの演奏では、思わず体をスイングしました。
議場に響く金管六重奏。議論の場ですが、使われていない時間帯にこういう使い方をすることで、市民のみなさんと議会の距離が縮まる。いいんじゃないかな・・。
いつものように愛犬の散歩。
ハス田ではシオカラトンボの羽化が続いていました。少し固まってkたためか、振動に驚いてハタハタと逃げていきます。
水田ではナツアカネの羽化。こちらはヤゴの抜け殻にしがみついたまま。
モートンイトトンボだと思います。3cm程で、動かなければ草の切れ端にでも見える、とても小さいトンボでした。
セミの抜け殻は、つかまった杭の向こうをのぞき込むよう。旅立ちを予感させる姿です。
つゆ草にヒラタアブ。
だいたい花が終わったウツボグサ。まだ花をつけているがんばやりも・・。
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