伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む元市議会議員。1960年生まれ。最近は遠野和紙に関わる話題が多し。気ままに更新中。

アオサギ親子? カワウは謎のダンス、キジとスズメ

2019年06月30日 | 
 土曜日の事、遠野町内をめぐった。

 鮫川の堤防を通りかかると、対岸にカワウがいた。

 2羽が羽を広げて、小刻みに揺らして、謎のダンスを楽しんでいる。

 いったい何をしているのか・・。





 羽についた水滴をふるい落としているのかもしれない。しかし、それにしてはブルブルと強く降るでもなく、小刻みにユラユラと羽を震わせるだけ。

 面白かった。しかし、いつまでも同じ仕草の繰り返し。この後、どうなったのかの結果を見ずに、その場を立ち去った。いったい、何だったのか。


 田んぼのあぜ道にアオサギがいた。目につく限り5羽。いや少し離れた所に3羽いたので8羽いる。




 田んぼの中で食べ物を探す個体を、あぜ道からじっと見守るかのような2羽。よく見ると、片方はカラーリングがくっきりしていて、片方はぼんやりの感がある。どうも親子のようだ。





 とすると、田んぼの中の1羽は、巣だった子のために食べ物を撮ろうとしているのかも。


 少し離れたところで並び立つ2羽もズームしてみた。



 こちらも同じく親子のようだ。



 左側が子どもと思われるが、頭の羽が飛び出しているように見える。くせ毛の子どものようだ。


 少し離れた所にキジがいた。オスだ。



 おそらく繁殖はもう終えたのだろう。悠然と歩きながら餌を探している。

 オスは子育てをしないと聞いた。そもそも繁殖の習性が面白い。オスはテリトリーを決めると、そこを他のオスから守るため必死だ。オス同士が並び歩きながら争っている場面を見たことがある。

 メスはオスのテリトリーを渡り歩き、気に入った所のオスと婚姻する。おそらく餌が豊富とか、メスにとってお気に入りの条件があるのだろう。オスが、叫びながら羽をばたつかせる母衣打ちをたまにするのは、メスを呼びこむためにアピールしているのだろう。メス3羽を引き連れているオスを見たことがある。呼び込みに成功すれば、オスは子孫繁栄が保障されるようだ。


 無事、婚姻した後はオスは子どもといることはない。これまで見たいずれもが、メスが子どもを引き連れて行動している姿だ。そこにオスがいたことはない。

 この日もオス一匹が歩き回っていた。

 でも、近くにスズメがやってきた。






 スズメの体色のように、キジの子の体色も地味。枯草や木に溶け込んで見えにくい保護色に覆われている。

 こうして近くにいるとスズメが子、キジが親に見えなくもない。ただし、キジは子でもスズメの2倍、いや3倍かな・・以上の大きさを持っているけれども。


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