伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む元市議会議員。1960年生まれ。最近は遠野和紙に関わる話題が多し。気ままに更新中。

遠野高校に虹、前の田んぼにカルガモ親子

2019年07月04日 | 遠野町・地域
 議会棟で6月定例会の報告を作成しているが、作業を終えて帰路に着いたのが午後5時50分頃。遠野町のセブンイレブンには6時20分過ぎに立ち寄った。

 買い物を済ませ、店外に出ると、正面の遠野高校の後ろに虹がかかっていた。



 雲の関係で、弧は描いていないが、確かな虹がそこにかかっている。

 本ブログでも何度か書いているが、遠野高校は福島県教育委員会が公表している県立高等学校改革前期実施計画では、遠野高校は湯本高校と合併し、校舎は湯本高校校舎を使用する計画となっている。来週12日には、合併後の学校のあり方を検討する高等学校改革懇談会の第1回目の開催が予定されている。

 遠野高校は、少人数のため学業の指導が厚く、また、地域産材を教育に取り入れて地域振興にも一役買っているなど、遠野地区にあるからこそ展開できる役割を担っている。こうしたことから、遠野高校の特別の役割を認識し、この高校の機能を遠野地区に残すことを求める声もある。その通りだと思う。

 今日の虹が伸びあがって、希望を紡ぐ架け橋になってくれるようにしなければと思う。




 そんなことで写真を撮っていたら、近所の人が散歩で通りかかり、少し先から私を呼ぶ。田んぼを指さし、「鳥の子がいる」というのだ。

 見ていると確かに稲が揺れている。と思うと、1羽のカルガモが飛び立つ。おそらく気をそらすためのおとりだ。

 しかし、だまされないぞ。ざわめく稲を追いかけると、稲と稲の列の隙間にひな鳥が水面を滑っていく姿が見える。




 1羽残った親鳥が、この子ガモたちの保護者だ。畔にたどり着き、子ガモたちの動静を見守ってり、周囲に注意をはらう。しかし、逃げ去る様子はない。



 子ガモたちは周辺の水面を滑り、遊んでいたようだ。


 実は、カルガモの子は映像でしか見たことがない。初めての邂逅に喜びがこみ上げた。


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