伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む市議会議員。市政や市議会、日常の活動などを紹介していきます。

地域医療を守り育てる講演会を聞いてきました

2017年08月28日 | 市政
 今年の6月定例会に、地域医療を守り育てるために市と医療者及び市民の役割を定め、それぞれが実行することを期待した理念条例「いわき市地域医療を守り育てる基本条例」が全会一致で採択されていますが、この制定を踏まえ、条例の市民への周知と医療の現状の理解を広げることを目的にした、「いわき市地域医療を守り育てる講演会」が、いわき市総合福祉センター多目的ホールで開かれたので、聴講してきまいsた。

 会場はほぼ満杯の中、保健福祉部長や、総合磐城共立病院長、独立行政法人国立病院機構いわき病院長、いわき明星大学長、いわき市消防本部、いわき市医師会長が、本市の医療をめぐる状況や地域医療を守る取り組み状況、また、病院の新築等にかかわり今後の果たそうとする役割と機能について、さらに医療人材の育成や救急医療の現状などについて講演しました。

 この中で医師会長は、条例に「医師への感謝や助言の尊重を盛り込んでいただけたことは、医師のモチベーションをあげる上でも大変感謝している」と、条例制定に感謝を述べ、また、いわき消防本部からは、救急車の出動件数が増加傾向にあり、中には明らかな軽症にもかかわらず出動要請をするケースもあるため、重傷者の対応を確保できるように、救急車の適正利用に努めるよう呼びかけていました。
 


 そしてこの講演会で知ったのですが、条例が制定されたのを受け「地域医療を守り育てるための『か・き・く・け・こ』活動」というものを提唱しているというのです。


  かかりつけ医を持ちます!
  感謝の気持ちを伝えます!


  救急車は適正に利用します!


  薬は正しく飲みます!


  検診を受けます!
  健康づくりをします!


  コンビニ受診はしません!

 こういう内容です。
 広く市民に定着し、市民の医療の適切な利用が推進されるといいですね。


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